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企画展(終了)
イタリアの画家にして、デザイナー、さらには絵本を多数制作し、子どものための造形教育にも力を注いだ、ブルーノ・ムナーリ(1907-1998)。その多彩な活動を短い言葉で表すのは困難ですが、その作品は、どんなジャンルのものであってもシンプルな考え方から作られており、誰にでも(大人でも、子どもでも)親しめるものとなっています。本展覧会では、イタリア未来派に始まるムナーリの活動を、約300点の作品で振り返ります。
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現代においても多くのクリエイターに刺激を与えているムナーリの作品。本展覧会のカタログと広報印刷物をデザインした加藤賢策氏に、その魅力をうかがいます。
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ムナーリの著作の数々を翻訳している阿部雅世氏に、ムナーリの言葉に込められたデザイン教育の本質について、デザインの仕事やワークショップの実践をもとに語っていただきます。
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ニューヨークを拠点に国際的に活躍し、日本文化にも造詣の深い気鋭のイタリア人振付家・演出家、ルカ・ヴェジェッティ。国内では最大規模となるこのたびの「ブルーノ・ムナーリ――役に立たない機械をつくった男」展を記念し、当館ではこの稀代のアーティストに捧げる新作を、ヴェジェッティに依頼しました。ムナーリのシンプルで明快な造形思考を導きの糸としつつ、彼の良き理解者だった作家ディーノ・ブッツァーティのエッセイにも想を得た「風が吹くかぎりずっと」。美術家の吉田萠、ダンサーの鈴木ユキオ、竹内英明とのコラボレーションから生まれる繊細で遊び心あふれるパフォーマンスが、世田谷美術館の一隅から始まります。※「ブルーノ・ムナーリ」展チケット付きです。ぜひ開演前に展覧会をお楽しみ下さい。原案・構成・振付ルカ・ヴェジェッティ出演鈴木ユキオ、竹内英明美術吉田 萠音楽パオロ・アラッラ作曲「Nothing」音響齊藤梅生舞台進行佐藤深雪宣伝美術加藤賢策記録写真堀 哲平記録映像杉田協士企画制作塚田美紀(世田谷美術館)主催世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)後援イタリア文化会館チラシPDF
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雑誌『考える人』(新潮社)に「花森安治伝」を連載中の津野海太郎氏をお招きし、元編集者の視点から傑出した編集者・花森の編集術についてお話しいただきます。
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「音楽はその時空の比例を逆転して音響芸術となるべきであろう」―北園克衛の言葉を導きの糸に、展覧会の最終週、展示室出口から続く廊下を音響空間として演出します。
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橋本平八の作品《石に就て》にちなんだ木彫を制作し、平八が木のなかに何を見出したかを追体験します。
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展覧会にヒントを得て、演劇やダンスを創作するワ ークショップシリーズ。今回は「橋本平八と北園克衛展」が舞台です。石ころを木彫りでつくった兄と、写真を撮ってこれこそ詩だという弟・・・不思議な兄弟芸術家の謎を、演劇にしてみましょう!閉館後の誰もいない展示室で、発表会を行います。
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いろいろな形の石…なんの形にみえるでしょう?ひと、どうぶつ、むし、それとも…?形が見えてきたら、絵の具で色をぬってみよう!
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展示作品からヒントをもらって、演劇やダンスをつくるワークショップ・シリーズ、2週連続特大号!「夢からの贈り物展」を舞台に、眠れぬ夜の演劇をみんなでつくります。発表会は閉館後の誰もいない美術館…。1週だけの参加もOK!
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ある日の東京の街角。そこにはどんなドラマが展開していたのでしょうか?展示品に秘められた会話を、再現してみませんか?パワフルな表現力で話題の聾(ろう)俳優をゲストに迎える、異色の演劇ワークショップ!発表会場はなんと閉館後の”誰もいない美術館”です。
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東京にこだわりながら写真による都市論を展開した高梨豊氏と共に、神楽坂周辺~新宿周辺を歩きます。
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場所の記憶を追いかけながら「昭和二十年東京地図」を撮影した平嶋彰彦氏と共に、神田周辺を歩きます。
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荒木経惟氏の映像(写真)と安田芙充央氏のピアノの即興演奏によるコラボレーション。上映会の後には、荒木氏本人によるミニトークも。
刊行物
目次「あいさつにかえて」酒井忠康「しぐさ―ブルーノ・ムナーリと「身ぶりの英知」」アルベルト・ムナーリ「ブルーノ・ムナーリ―視覚言語の海へ」岩崎清図版プロローグ:未来派の頃コラム 未来派コラム カンパリ絵はあらゆる箇所が生きているコラム 具体芸術運動コラム アルテ・プログランマータ子どもはすべての感覚で世界を認識しているコラム 絵本コラム コンパッソ・ドーロどんな素材にもファンタジアへのヒントがつまっているコラム 直接の映写考古学のアイデアを美術の領域に取り入れるコラム 機械コラム ジャンニ・ロダーリみんなの美術にたどりつきたかったらコラム 日本初個展コラム オリジナルのゼログラフィーア作品は無限の変化の一つとして出現するコラム ダネーゼコラム ペアーノ曲線どれほど多くの人が月を見て人間の顔を連想するかコラム ヴィジュアル・コミュニケーションコラム 文字と記号エピローグ:アートとあそぼうコラム こどもの城論考「ブルーノ・ムナーリと、パルマ大学コミュニケーション研究センター&アーカイブ(CSAC)」フランチェスカ・ザネッラ「ブルーノ・ムナーリ―変容し続けるかたちのクリエーター」ルカ・ザッファラーノ「日本におけるブルーノ・ムナーリ」有福一昭「ブルーノ・ムナーリの理論的再構成」野田尚稔資料「ブルーノ・ムナーリ年譜」編:奥田亜希子「主要文献目録」編:盛本直美出品作品リスト奥付執筆:酒井忠康、アルベルト・ムナーリ、岩崎清、盛本直美、奥田亜希子、塚田美紀、高嶋雄一郎、フランチェスカ・ザネッラ、ルカ・ザッファラーノ、有福一昭、野田尚稔編集:高嶋雄一郎(神奈川県立近代美術館)/奥田亜希子(北九州市立美術館)/盛本直美(岩手県立美術館)/野田尚稔、塚田美紀(世田谷美術館)/岩崎清(ブルーノ・ムナーリ研究者)/清水恭子(求龍堂)編集協力:有福一昭(有明教育芸術短期大学教授)翻訳(伊文和訳):田丸公美子 校閲:高橋賢アート・ディレクション:加藤賢策(LABORATORIES)デザイン:北岡誠吾(LABORATORIES)印刷・製本:株式会社東京印書館発行日:2018年4月7日初版、2018年9月21日2刷発行者:足立欣也発行所:株式会社求龍堂©2018 The Museum of Modern Art,Kamamura&Hayama,Kitakyushu Municipal Museum of Art, Iwate Museum of Art, Setagaya Art Museum, Kyuryudo Art Publishing Co., Ltd. ISBN978-4-7630-1808-3 C0071
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今回のコラボ・メニューは、お食事でブルーノ・ムナーリのユニークな創作活動を味わい尽くす、目にも楽しいコースです。ブルーノ・ムナーリ展コラボ・メニューのアミューズアミューズの「オリーブのマリネ」は、みどりの頭巾が可愛いあの作品《『みどりずきんちゃん』のためのイラストレーションとレイアウト》にちなんだ一皿。お皿の中には、イタリア国旗のカラーをイメージした、バジル、洋梨とトマトのジャムに、バニラ風味の黒オリーブなど、食べてみてのお楽しみがつまっています。ブルーノ・ムナーリ展コラボ・メニューのオードブルオードブルは、「ローストビーフのタリアータ」。セミドライトマトの酸味に寄り添うバルサミコのソースには、隠し味にマスタードとコチュジャンが、意外な美味しさを演出!お味のほどは、ぜひお試しあれ。ブルーノ・ムナーリ展コラボ・メニューのパスタ続いての「色彩パスタ」は、ビーツとトマトを練り込んだ赤いパスタに、イカ墨の黒いパスタで、《読めない本の試作》のページの穴を再現。赤いトマトのソースを思いのままにかけて、いただきます。ブルーノ・ムナーリ展コラボ・メニューのメインメインの「伊勢海老のリゾット・七面鳥のロースト」は、赤と緑のクリスマスカラーが楽し気な《わかったよ。みんな、買うよ ジャンニ・ロダーリ『クリスマスツリーの惑星』のための挿絵の習作》にちなんだ一皿です。クネクネと曲がる串に刺さった七面鳥がまとうのは、ジューシーなグレイビーソース。赤いタイヤならぬクランベリーのゼリーは、七面鳥のメニューで定番の添えものだとか。箱に見立てた生麩が、今にもガチャガチャと動き出しそうな一皿には、思わず「わかったよ。みんな、買うよ」と、是非つぶやいていただきたいです。ブルーノ・ムナーリ展コラボ・メニューのデザートデザートは、葉巻…に見立てたクッキーと、箱型の灰皿に見立てたクッキー。ムナーリがダネーゼ社と制作したプロダクト《灰皿:クーボ》にちなんだ一皿です。飴細工の煙をのせた箱の中には、季節の果物のソルベとヌガーが入っています。ご紹介したお料理に、パンと、コーヒーか紅茶が付いて3800円(税込)。紅葉が美しい砧公園を望む世田谷美術館で、展覧会とともに、遊び心がたっぷりのお料理を、ぜひお楽しみください。
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ゲスト:小林敬生氏 (版画家・本展出品作家)ナビゲータ:村上由美(当館学芸員)開催中の「ミュージアム コレクションⅢ〈それぞれのふたり〉シリーズ 「小泉淳作と小林敬生」」展に関連し、出品作家のひとり、版画家・小林敬生氏のインタビューをお届けいたします。小林敬生氏は、1975年より独学ではじめた木口木版画を中心に、作品を発表してきました。本展でご紹介しているのは、森羅万象をテーマとした作品の数々です。小林氏の作品は、これまでの木口木版の常識を超えた大きな画面と、木口木版ならではの緻密な表現により、圧倒的な奥行きと、独特な世界観を感じさせます。この技法で長年にわたり制作を続けてこられた小林さんに、なぜ版を使った表現を続けるのか、その魅力などについてお話を伺います。ミュージアム コレクションⅢ〈それぞれのふたり〉シリーズ 「小泉淳作と小林敬生」展は、3月27日(日)まで開催しております。この機会に是非ご覧ください。※セタビPodcastingについて
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「橋本平八と北園克衛展」ゲスト:ジョン・ソルト先生(ハーバード大学 エドゥイン・O・ライシャワー日本研究所 研究員)ナビゲータ:嶋田紗千(当館学芸員)「橋本平八と北園克衛展」で膨大なコレクションをお貸しくださいましたジョン・ソルト先生に北園克衛研究についてお話を伺いました。※セタビPodcastingについて
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「橋本平八と北園克衛展」ゲスト:毛利伊知郎先生(三重県立美術館学芸員)ナビゲータ:嶋田紗千(当館学芸員)「橋本平八と北園克衛展」は、三重県立美術館と世田谷美術館とで共同企画した展覧会です。毛利さんは、橋本平八パートを担当されました。ご利用方法について