Ars cum natura ad salutem conspirat

ふだん着の美術館、ブログでお伝えしています。

「セタビブログ」は、これまでの広報物ではお伝えできなかった、ふだん着の世田谷美術館について、当館スタッフが日々お伝えしていく新しいセタビのニュースソースです。


暮しを豊かにする昭和の懐かしのレシピから


昨年放送されたドラマ「とと姉ちゃん」の影響もあって、「花森安治の仕事―デザインする手、編集長の眼」展は、毎日多くのお客様にご来場いただいています。

当館の併設レストラン「ル・ジャルダン」では、会期中、花森の装幀により暮しの手帖社から出版されたお料理のレシピ集『一皿の料理』と現在も販売中の『おそうざい風外国料理』に掲載されているレシピをアレンジした特別メニューのコースを企画しています。昭和の食卓に豊かさを提案したお料理は、現在も魅力的です。


セタビPodcasting Vol.48(「開館30周年記念 コレクションの5つの物語」展に関連した音声コンテンツ)


ゲスト:酒井忠康(当館館長)

聞き手:門あすか(当館学芸員)


開催中の企画展「開館30周年記念 コレクションの5つの物語」に関連し、当館の館長 酒井忠康へのインタビューをお届けいたします。


2004年より当館の館長を務める酒井が、世田谷美術館のコレクションの魅力や特色と、世田谷美術館30年のあゆみについて語ります。ごゆっくりお楽しみください。



PLAY(赤い三角印)をクリックして再生してください。


ご利用方法について(※PCでお楽しみください)



企画展「開館30周年記念 コレクションの5つの物語」は、2017年1月29日(日)まで、

ミュージアム コレクション展「ぜんぶ1986年―世田谷美術館の開館とともに」は、2017年4月9日まで開催しています。この機会に是非ご覧ください。


シンプルな世界へ


2016年度、世田谷美術館分館・清川泰次記念ギャラリーでは、清川泰次(1919-2000)の1950年代から1980年代までの作品の変遷を辿りながら、近年あらたに収蔵した作品を3期に分けてご紹介しています。


具象的なスタイルから出発した清川は、戦後間もない1951年の渡米を機に、本格的に抽象表現へと移行しました。


Ⅰ期「地中海、アジアの旅から」では、アメリカ滞在後の帰途に訪れたエジプト、ギリシャ、ミャンマーなどから着想を得た作品群を旅行中の写真とともに、Ⅱ期「線と色の交錯」では、最初の渡米から1963年の再渡米までの間に制作された、色面と線が複雑に交錯する実験的な作品群をご紹介いたしました。


「あなたの思い出の展覧会」思い出エピソードから その2


現在、世田谷美術館で開催された開館以来30年間分の企画展から、皆さんの思い出の展覧会を選んでいただく、「あなたの思い出の展覧会」。

選んでいただいた展覧会とともに寄せられた思い出のエピソードの一部をご紹介させていただきます。(順不同)


「あなたの思い出の展覧会」思い出エピソードから その1


現在、世田谷美術館で開催された開館以来30年間分の企画展から、皆さんの思い出の展覧会を選んでいただく、「あなたの思い出の展覧会」。

選んでいただいた展覧会とともに寄せられた思い出のエピソードの一部をご紹介させていただきます。(順不同)


つむいでいく物語その1


現在、当館では開館30周年を記念して、企画展「コレクションの5つの物語」を開催しています。

この30年、美術館も作品も訪れる人によって、物語を積み重ねてきました。そんな思いを込めて、展示の最後に「つむいでいく物語」という参加コーナーを設けました。


30年間の展覧会ポスターで振り返る「あなたの思い出の展覧会」募集中!


世田谷美術館が開館して30年が経ちました。

現在、エントランスではこれまで当館が開催してきた展覧会のポスターをバナーにして壁一面に貼り出しています。

178件の展覧会のなかで、あなたの思い出の展覧会はありますか?

とても感動したあの作品と出合った展覧会、初めてお子さんと一緒に見た展覧会・・・

人それぞれ、思い出のエピソードとともに、唯一無二の時があったのではないでしょうか?


皆さんの思い出の展覧会を選んでご投票ください。できれば、その時の思い出のエピソードも添えて。

寄せられたエピソードの一部は、このブログなどでご紹介させていただきます。


投票箱は、開館30周年を記念した展覧会「コレクションの5つの物語」展の会期中エントランスに設置しています。お気軽にご参加ください。


セタビPodcasting Vol.47(「志村ふくみ―母衣(ぼろ)への回帰」展に関連した音声コンテンツ)


ゲスト:志村洋子氏 (染織家・志村ふくみ氏長女)

ナビゲータ-:清水真砂(当館学芸員)


開催中の企画展「志村ふくみ―母衣(ぼろ)への回帰」に関連し、ご自身も染織家で、志村ふくみ氏のご長女の志村洋子氏のインタビューをお届けいたします。


志村洋子氏は、草木の自然染料で糸を染めて織り上げる、紬織の重要無形文化財保持者の染織家、志村ふくみ氏のご長女です。志村ふくみ氏とともに、染織の仕事を長年続けていらっしゃる洋子氏に、娘として、また、同じ染織の道を歩む同士としてのお立場から、志村ふくみ氏の染織に対する姿勢、その世界の奥深さなどのお話を伺います。



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ご利用方法について(※PCでお楽しみください)



企画展「志村ふくみ―母衣(ぼろ)への回帰」は、2016年11月6日(日)まで開催しています。この機会に是非ご覧ください。


「志村ふくみ展」の前期展示は10月10日(月・祝)まで


現在開催中の企画展「志村ふくみ―母衣(ぼろ)への回帰」は、会期途中で大幅な展示替を行います。全体約100点の作品のうちの約半数が前期(10月10日[月・祝]まで)と後期(10月12日[水]から)で入れ替わります。

 『源氏物語』をテーマにした作品群も前期、後期で総入れ替えになります。桐壺や若紫などに象徴される紫の色など、平安時代の貴族の色彩感覚が物語の人物像の描写に深く関わっているこの物語の各帖を、草木で染めた糸で織られた着物で表現した作品です。

前期は、「篝火」「夕顔」「橋姫」(写真上段左より)、「鈴虫」「蛍」(写真下段左より)が、後期は、「半蔀」、「若菜」、「賢木」、「明石の姫」、「野分」、「若紫」が展示替えとなります。

前期展示は10月10日までなので、まだご覧頂けていない方はお見逃しないよう、ご来館をお待ち申し上げます。


そして、既にご覧くださった方も、後期展示も是非、ご高覧いただければ幸いです。会期中、リピーター割引として、受付で有料チケットの半券をご提示いただければ、団体割引料金でご覧いただけますので、ご利用ください。


植物から染められたた志村ふくみの12色の着物


9月10日から開催の「志村ふくみ―母衣(ぼろ)への回帰」の会場の冒頭には、展覧会のために制作された新作で、チラシなどのメインイメージに掲載している《母衣曼荼羅》が展示されます。高さ約4メートルの大作は圧巻で、ぜひ会場でその迫力に対面してください。

そして、その周囲には、絹糸を植物で染めた12色の着物が並びます。植物から、こんなに鮮やかで華やかな色が生まれるのかと思うような発色の冴えた色から、味わい深い重厚な色まで、その多様性に驚かれるのではないでしょうか?

印刷などでは決して再現することができない、微妙で、力強い色、植物から生まれた色の豊かさを会場でご体験いただけるでしょう。

京都国立近代美術館、沖縄県立博物館・美術館に巡回した本展は、世田谷美術館が最後の会場になります。今回世田谷での展覧会は、さらなる新作2点とゲーテの色彩論をテーマにしたコーナーが新たに加わりました。ぜひ、皆様のご来場をお待ちしております。


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