(107件)
ブログ
世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウィルス感染拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りしています。今回も引き続き「自宅で毎日3分クロッキー」の番外編として、講師の三宅一樹さんのアトリエからお送りします。今回は三宅さんが制作にあたって使い分けている様々な道具についてご紹介いただきました。「自宅で毎日3分クロッキー」番外編 「彫刻家・三宅一樹さんのアトリエ便り その2」(約16分)→「自宅で毎日3分クロッキー」をYoutubeで見るたくさんの種類のハンマーたくさんの種類のハンマー使い込んで短くなった鑿使い込んで短くなった鑿彫刻ノミの道具箱彫刻ノミの道具箱講師プロフィール三宅 一樹(みやけ いっき)彫刻家。1973年東京生まれ。多摩美術大学大学院博士後期過程修了、博士号取得。2003年より、世田谷美術館美術大学でデッサン・木彫などの講師を担当。近年の個展:2016年TINA KENG GALLERY(台北)、2018年アートフェア東京(日動画廊ブース)、2019年壺中居(日本橋) など。デジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
ブログ
世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウィルス感染拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りしています。今回は「自宅で毎日3分クロッキー」の番外編として、講師の三宅一樹さんのアトリエからお送りします。「自宅で毎日3分クロッキー」番外編 「彫刻家・三宅一樹さんのアトリエ便り その1」(約15分)→「自宅で毎日3分クロッキー」をYoutubeで見る三宅一樹《手》1987年三宅一樹《手》1987年三宅一樹《貴船水神》2011年三宅一樹《貴船水神》2011年三宅一樹《碌山研究》2019年三宅一樹《碌山研究》2019年講師プロフィール三宅 一樹(みやけ いっき)彫刻家。1973年東京生まれ。多摩美術大学大学院博士後期過程修了、博士号取得。2003年より、世田谷美術館美術大学でデッサン・木彫などの講師を担当。近年の個展:2016年TINA KENG GALLERY(台北)、2018年アートフェア東京(日動画廊ブース)、2019年壺中居(日本橋) など。デジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
ブログ
昔々のお話です。世の中は悪いことをする人々ばかりになったために、怒った神様は地上を洗い流す洪水を起こして、人間を滅ぼすことにしました。ですが、正しい人であるノアとその家族だけは助けようと、ノアに大きな大きな方舟(はこぶね)を作ることを命じます。そして、ノアと妻、3人の息子とその妻の計8人、それからすべての動物のオスとメス1組をその方舟に乗せるように言いました。方舟が完成して7日後に降り始めた雨はその後40日も続き、150日のあいだ地上は水であふれました。やがて、方舟は山の上にとまりました。ノアたちが方舟を出て、神様に感謝をすると、神様は「人を滅ぼすような洪水は二度と起こさない」と約束し、空に虹をかけたのです。これは、旧約聖書に出てくる有名なお話です。そして、なんとこの洪水が起こった日も聖書に記されています。ノア600歳(!)の2月17日、つまり今日です!(ただし、正確には今と暦がちがいます)現在開催中の展覧会「器と絵筆―魯山人、ルソー、ボーシャンほか」では、このお話の一場面を描いた作品が展示されています。フェルディナン・デスノスの《ノアの方舟の建造》です。美しい夕焼け・・・ですが、遠くの空を見ると早くも雲行きはあやしく。鳥たちは何を見ているのでしょう? 骨組み状態の方舟はまだまだ完成しそうにありません。方舟を作るノアとその家族たち。(ノアと妻、3人の息子とその妻の計8人のはずですが、人間は10人いるように見えるような?) 手伝う動物たち。ゾウ、ヤギ、サル、それぞれオスとメスがいます。もう1匹のヘビはどこにいるか見つけられましたか?マンモス?? ドラゴン?? 方舟に乗れなくて絶滅してしまった動物たちでしょうか?それともオスとメスがそろわなかったのでしょうか?ナゾの動物シリーズ・・・ひょっとしてイエティ(雪男)、または宇宙人ですか? 遠くに見える立派な建物。バベルの塔のようにも見えます。 バベルの塔は、同じく旧約聖書のお話です。ノアの方舟よりもずっと後の時代ですが、神様に挑戦するように高い塔を作り、やっぱり神様を怒らせてしまいます。この時の罰は人間の言葉をいくつかにわけ、全世界の人が誰とでもおしゃべりできないようにする、というものでした。それまではみんな同じ言葉をしゃべっていたのですね。作品のテーマは決して楽しいものではないのですが、嵐を前に一所懸命に人間と動物たちが協力して働く様子が細かく描かれていて、発見も多く、ツッコミ所も満載で、いつまでも見ていられる作品です。何千年か前の「今日は何の日?」のお話でした。デジタルコンテンツ「セタビチャンネルJr.」にもどる→こちら
ブログ
その作品を見ていると、想像がふくらんで、いろいろな物語が思い浮かぶ―そんな作品のひとつが世田谷美術館にあるオルネオーリ・メテッリの《楽師と猫》(1937年 油彩、カンヴァス)です。あなたにはどんな物語が聞こえてきますか?オルネオーレ・メテッリ《楽師と猫》1937年 油彩、…オルネオーレ・メテッリ(1872年―1938年)イタリアのテルニに生まれたメテッリさんはくつを作る仕事をしていました。また、オーケストラでトロンボーンやチューバも吹いていました。絵を描き始めたのは50歳を過ぎてからです。生きている間には認められませんでしたが、今ではイタリア素朴派を代表する画家と言われています。セタビチャンネルJr.「世田谷美術館の展示室から④~物語が聞こえる オルネオーレ・メテッリ「楽師と猫」」(約9分)→セタビチャンネルJr.をYoutubeで見るデジタルコンテンツ「セタビチャンネルJr.」にもどる→こちら
ブログ
世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウィルス感染拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りしています。「自宅で毎日3分クロッキー」の第9弾です。講師は彫刻家の三宅一樹さんです。今回は、前回に引き続き、今までの動画で三宅さんの背景に展示してあった三宅さんの作品についてお話いただきました。三宅さんのライフワークである圧巻の「御神木」シリーズ、また原点となっているデッサンについてご紹介いただきます。自宅で毎日3分クロッキー 第9回(約27分)→「自宅で毎日3分クロッキー」をYoutubeで見る三宅一樹:着彩デッサン《芦生大桂》鉛筆、柿渋 2015年三宅一樹:着彩デッサン《芦生大桂》鉛筆、柿渋 201…三宅一樹:石膏デッサン《ゲタ》鉛筆 1991年三宅一樹:石膏デッサン《ゲタ》鉛筆 1991年講師プロフィール三宅 一樹(みやけ いっき)彫刻家。1973年東京生まれ。多摩美術大学大学院博士後期過程修了、博士号取得。2003年より、世田谷美術館美術大学でデッサン・木彫などの講師を担当。近年の個展:2016年TINA KENG GALLERY(台北)、2018年アートフェア東京(日動画廊ブース)、2019年壺中居(日本橋) など。デジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
ブログ
動画配信「世田美チャンネル」vol.17と18は、世田谷美術館コレクション選「器と絵筆―魯山人、ルソー、ボーシャンほか」をご紹介いたします。展覧会の見どころや展示作品の魅力などを、本展担当学芸員がご紹介いたします。●世田美チャンネル vol.17 「器と絵筆」展ツアーⅠ 魯山人 2021年1月24日公開→世田美チャンネルをYoutubeで見る●世田美チャンネル vol.18 「器と絵筆」展ツアーⅡ ルソーと素朴派 2021年1月30日公開→世田美チャンネルをYoutubeで見るデジタルコンテンツ「世田美チャンネル」にもどる→こちら
ブログ
ジュニア向け(小学校高学年~中学生)のコンテンツ「世田美チャンネルJr.」第2弾・第3弾です。②「ようこそ世田谷美術館へ」は、美術館の利用の方法などについて、クイズを交えてご案内します。セタビクイズにあなたは何問正解できるでしょう?また③「魯山人とルソー」は、世田谷美術館の代表作ともいえる北大路魯山人の作品とアンリ・ルソーの作品について見所をご紹介します。1本の動画としてもお楽しみいただけますので、2本つづけてご覧ください。セタビチャンネルJr.「世田谷美術館の展示室から②~ようこそ世田谷美術館へ」(約15分)→セタビチャンネルJr.をYoutubeで見るセタビチャンネルJr.「世田谷美術館の展示室から③~魯山人とルソー」(約15分)→セタビチャンネルJr.をYoutubeで見るデジタルコンテンツ「セタビチャンネルJr.」にもどる→こちら
ブログ
世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウィルス感染拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りしています。「自宅で毎日3分クロッキー」の第8弾です。講師は彫刻家の三宅一樹さんです。これまでの動画で、三宅さんの背景に作品が飾られていましたが、それが毎回変わっていることに皆さんはお気づきでしたでしょうか?その時のテーマに沿って、選んでいるという三宅さんの作品について、今回はお話をお伺いします。自宅で毎日3分クロッキー 第8回(約34分)→「自宅で毎日3分クロッキー」をYoutubeで見る三宅一樹:着彩クロッキー《鬼柚子》アクリル三宅一樹:着彩クロッキー《鬼柚子》アクリル三宅一樹:ドローイング《磐座女神》ボールペン 2011年三宅一樹:ドローイング《磐座女神》ボールペン 201…講師プロフィール三宅 一樹(みやけ いっき)彫刻家。1973年東京生まれ。多摩美術大学大学院博士後期過程修了、博士号取得。2003年より、世田谷美術館美術大学でデッサン・木彫などの講師を担当。近年の個展:2016年TINA KENG GALLERY(台北)、2018年アートフェア東京(日動画廊ブース)、2019年壺中居(日本橋) など。デジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
ブログ
セタビチャンネルJr.こども美術大学の第2話です!このシリーズでは、絵を描くこと、作品を作ることはどういうことか?彫刻家の三宅先生が美術の本質にせまります!スタッフ・キャストは当館の講座「美術大学」修了生の自主映画制作サークル「セタビ映画人」です。キャスト 三宅先生 三宅一樹(彫刻家・世田谷美術館美術大学講師)つばき 曽根椿まどか 林まどかあきら 高橋昭りんご売り 豊田喜夫学芸員 東谷千恵子(世田谷美術館学芸員)スタッフ 西山均西美江竹内俊彦斉藤義雄セタビチャンネルJr.「こども美術大学 第2話 りんごを選ぶ ~あなたは本当のりんごを知っていますか?」(約16分)→セタビチャンネルJr.をYoutubeで見るデジタルコンテンツ「セタビチャンネルJr.」にもどる→こちら
ブログ
コロナ禍で揺れた2020年。当館は3月31日から2ヶ月ほど臨時休館し、6月の再開後は、ほぼすべての展覧会計画を中止か延期にするための対応に追われながら、「作品のない展示室」(7月4日〜8月27日)という企画を行いました。最終日の閉館後には、クロージング・プロジェクトとしてパフォーマンス「明日の美術館をひらくために」も非公開で実施。このたび、そうした一連の動きをささやかな記録冊子にまとめました。当館ミュージアムショップで販売しています(税込600円)。パフォーマンスのリハーサルより「作品のない展示室」の企画趣旨にもあるとおり、当館は建築家・内井昭蔵による3つのコンセプトのもとに建てられ、また活動を展開しています。「生活空間としての美術館」、「オープンシステムとしての美術館」、「公園美術館としての美術館」。日々の暮らしの延長線上にあるテーマを大切にし、館内―展示室を含めて―にいても大きな窓から砧公園の自然を眺めることができ、また美術に限らず、音楽やダンスなど様々な芸術ジャンルに開かれたプログラムも行っている美術館。そのような当館の本来的な姿を、窓を開放した空っぽの展示室として見せ、過去の企画展やパフォーマンス・プログラムはアーカイヴ展示として加え、さらに実際にパフォーマンスを行うというかたちで、再確認したのでした。「作品のない展示室」(撮影:堀哲平)特集展示「建築と自然とパフォーマンス」(撮影:堀哲平)パフォーマンス「明日の美術館をひらくために」(撮影:…幸いにも「作品のない展示室」はたくさんの来場者を迎え、数多くの取材も受け、SNS 上ではこれまでにないほど話題になりました。しかし考えてみると、当館側ではチラシもポスターも何もつくっておらず、このままでは当事者の視点からの記録が残りません。パフォーマンス「明日の美術館をひらくために」に関しては、すでに公式Instagram (setabi.performance)やYouTubeチャンネル上で、記録写真や映像を公開していました。しかし、「作品のない展示室」と「明日の美術館をひらくために」を一体のものとして理解できるような印刷物も、やはりつくっておくべきでは、という考えから、記録冊子の制作が始まりました。印刷所にて。インクの乗り具合を確かめる。(撮影:武田…刷り上がったばかりの紙。(撮影:武田厚志)私たちはまだコロナ禍の只中におり、この夏の出来事を客観的に分析することができません。そのため、冊子もごくシンプルなつくりです。「作品のない展示室」と「明日の美術館をひらくために」について、ホームページにいつどのようなメッセージを公開したのかを示し、また展示室に掲げた内井昭蔵の言葉をいくつか紹介して、2020年2月から10月までの当館の状況を簡潔に報告する「コロナ禍と世田谷美術館、そして「明日の美術館をひらくために」」を、巻末に掲載しています。こうしたテキストをはさみながら、写真家・堀哲平が8月に3週間ほどかけて撮影した当館の内外の風景、そして鈴木ユキオの振付・構成によるパフォーマンスのリハーサルや本番の様子が、20ページにわたって展開します。「片観音開き」のページもあり、めくるのが楽しいいわゆる建築写真でもなく、また通常のダンスの記録写真とも異なる、不思議な温かさと距離感で撮られた一群の写真。この美術館で人はどのような佇まいを見せ、どのように時を過ごすのかを、鮮やかにとらえています。冊子デザインは武田厚志(SOUVENIR DESIGN)。「作品のない展示室」を自ら訪れて得た感覚を、静かな美しさに結晶させています。「明日の美術館をひらくために」、まだまだ続く困難を乗り越えるべく制作された記録冊子を、お手にとっていただければ幸いです。
ブログ
ゲスト:杉田協士(映画監督)ナビゲーター:塚田美紀(本プロジェクト企画担当学芸員)世田谷美術館で2020年7月4日から8月27日まで開催した、「作品のない展示室」。最終日の閉館後に、非公開のクロージング・プロジェクトとして、パフォーマンス「明日の美術館をひらくために」を行いました。映画監督の杉田協士氏には、このプロジェクトの記録映像を撮影していただき、10月17日からYouTubeで公開しています。今回のポッドキャスティングでは、2回にわけて、杉田さんにじっくりお話を伺いました。前編では、杉田氏がふだん、どのような考え方で映画をつくっているのか、また、現在の活動の原点ともなった学生時代、演出家・劇作家の如月小春さんとの出会いについて、お話しいただきました。(約26分)後編では、「明日の美術館をひらくために」の撮影現場のようす、とくに映像の最初のシーンを撮ったときのことなどをお話いただきました。(約22分)※セタビPodcastingについて杉田協士(すぎた きょうし)氏プロフィール1977年、東京生まれ。映画監督。長編第1作『ひとつの歌』が2012年に、第2作『ひかりの歌』が2019年に劇場公開。映画製作と並行して各地の小中高大学、特別支援学校、児童養護施設、美術館などで映画ワークショップを行う。世田谷美術館では年間講座「美術大学」にて10年以上にわたり講師を務めるほか、身体表現のワークショップやパフォーマンスの記録映像も多数撮影。歌人の東直子の短歌を原作にした新作『春原さんのうた』が2021年春に完成予定。デジタルコンテンツ「セタビPodcasting」にもどる→こちら
ブログ
動画配信「世田美チャンネル」vol.16は、ミュージアム コレクションⅡ その2「再読‼ 5つの物語――美術が語る夢と現実」の会場よりお届けします。今回は、世田谷区が若手作家の支援を目的に創設した、世田谷区芸術アワード“飛翔”美術部門第4回の受賞者である美術家・安達裕美佳さんをゲストにお招きし、展示作品について考ええたこと、感じたことについてお話いただきます。※動画は音声に字幕も付けておりますので、どなたでもお楽しみいただけます。※展示室の照明の都合により、画面が暗いですが、あらかじめご了承ください。世田美チャンネル 安達裕美佳さんとみる(約16分)→世田美チャンネルをYoutubeで見る安達裕美佳さんの略歴1987年 東京都に生まれる2010年 東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻領域卒業2012年 東京造形大学大学院美術研究領域修了、ZOKEI賞受賞2014年 第4回世田谷区芸術アワード“飛翔”受賞2015年 第4回世田谷区芸術アワード“飛翔”受賞記念発表(世田谷美術館区民ギャラリー)新作情報阿佐ヶ谷アートストリート2020杉並商工会館 3アートストリート展(杉並区阿佐谷南3-2-19)https://artstreet.jp/2020年12月11日(金)~12月19日(土)入場無料デジタルコンテンツ「世田美チャンネル」にもどる→こちら
ブログ
セタビチャンネルJr.新シリーズスタートです!このシリーズでは、絵を描くこと、作品を作ることはどういうことか?彫刻家の三宅先生が美術の本質にせまります!スタッフ・キャストは当館の講座「美術大学」修了生の自主映画制作サークル「セタビ映画人」です。キャスト三宅先生 三宅一樹(彫刻家・世田谷美術館美術大学講師)つばき 曽根椿まどか 林まどかあきら 高橋昭学芸員 東谷千恵子(世田谷美術館学芸員)スタッフ西山均西美江竹内俊彦斉藤義雄セタビチャンネルJr.「こども美術大学 第1話 りんごを描く ~あなたは本当のりんごを知っていますか?」(約18分)→セタビチャンネルJr.をYoutubeで見るデジタルコンテンツ「セタビチャンネルJr.」にもどる→こちら
ブログ
演奏: 金子 淳氏(ピアニスト) トーク:金子 淳氏、丹羽 正明氏(音楽評論家・本イベント企画協力)ナレーション: 矢野 ゆかり(本イベント担当・普及担当学芸員)世田谷美術館で2020年10月17日土曜日に開催した、「第265回 プロムナード・コンサート 金子 淳 ピアノ・リサイタル ショパン、スクリャービン、ラフマニノフ —— ロマンティシズムの変遷」。新型コロナウィルス感染症の影響で、本年3月以降に計画していたコンサートが相次ぐ中止となったなかで、大幅に定員を減らしてのプロムナード・コンサート再開となりました。10月17日は奇しくも、作曲家のフレデリック・ショパンの命日。終日降り続けた秋雨は、本コンサートで演奏されたショパンによる「24の前奏曲」の第15番 変ニ長調「雨だれ」が作曲された日の荒天を彷彿させるものでした。その名曲(全曲)と、ショパンから大きな影響を受けたロシアの作曲家 スクリャービン、ラフマニノフによるピアノの大曲を、金子 淳氏に演奏いただきました。このたび応募いただいた方々をはじめ、当日の演奏をお聞きになれなかった方々に、演奏の一部と共に、金子氏と丹羽 正明氏のお二人によるトークをお届けいたします。※セタビPodcastingについて・金子淳氏プロフィールと、本コンサートの演奏プログラム・概要はこちら:第265回 プロムナード・コンサート 金子 淳 ピアノ・リサイタル ショパン、スクリャービン、ラフマニノフ —— ロマンティシズムの変遷 ・丹羽 正明氏のポッドキャスティングによる、プロムナード・コンサートについてのお話はこちら:セタビ Podcasting Vol.9(丹羽正明氏「プロムナード・コンサートの20年」音声コンテンツ)「プロムナード・コンサートの20年」 ・過去のプロムナード・コンサートはこちら:これまでのイベント プロムナード・コンサートデジタルコンテンツ「セタビPodcasting」にもどる→こちら
ブログ
世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウィルス感染拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りします。美術大学の講師で“葉っぱ”を制作のテーマとしている「葉画家(ようがか)」群馬直美さんのアトリエ便り第6弾。前回、お送りしたのはツタの花が開花した7月でしたので、少し、間が空いてしまいました。アトリエのツタはすでに少し紅葉が始まっているとのことです。今回は、現在手掛けている「ツタ連作」の最初の1枚「ツタの芽吹き」がほぼ完成に近づいたということで、その制作の過程をご紹介いただきました。画面共有の設定を間違えたため、画像が小さくなってしまいました。できれば大きい画面でご覧ください。聞き手はわたし、当館普及担当の東谷となります。群馬さんアトリエ便り第6回(約29分)ツタの芽吹き1 ×8.3 アトリエの東側の外壁…写真・えんぴつでの下書きテンペラでの下書きテンペラ1色目描き始め8日目群馬直美(葉画家)葉画家(ようがか)。群馬県高崎市生まれ。1982年東京造形大学絵画科を卒業後、ウインドー・ディスプレイ、イラストレーションなどの仕事に携わる。大学在学中に、新緑の美しさ、葉っぱの生命力に深く癒された経験から、“葉っぱ”をテーマとする創作活動に入った。1991年、より緻密な描写のできるテンペラ画と出会い、現在の作風に至る。世田谷美術館美術大学20期(2006年)より実技・絵画の講師を務めるまた、2019年12月10日~2020年1月13日に世田谷美術館2階ライブラリー前スペースにて「群馬直美 神の仕業―下仁田ネギの一生」展を開催。デジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
ブログ
ついにスタートしました!ジュニア向け(小学校高学年~中学生)のコンテンツ「セタビチャンネルJr.」です。第1回目は現在展示されている吹田文明先生の木版画についてのご紹介です。ジュニア向けとなっていますが、内容は本格的!なんと大物ゲストのご登場⁈ 大人の方も是非ご覧いただければと思います。今後、この「セタビチャンネルJr.」では、美術館でご覧いただける作品のご紹介や展覧会のご案内、美術館の仕事や美術のこと、いろいろな視点から広く「美術」について楽しくおもしろく、お届けする予定です。お楽しみに!セタビチャンネルJr.「世田谷美術館の展示室から① 吹田先生の木版画」(約17分)→セタビチャンネルJr.をYoutubeで見るデジタルコンテンツ「セタビチャンネルJr.」にもどる→こちら
ブログ
世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講し、その修了生を対象とした「ステップアップ講座」も毎年開催しています。新型コロナウィルス感染拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りしています。この「自宅で毎日3分クロッキー」も当初はステップアップ講座の一環として始まったものです。講師はデッサン講座を担当していただいている三宅一樹さんです。第7弾となる今回は、前回に引き続き、参加者の皆さんから募集した着彩クロッキーのご紹介をし、また感想や質問にお応えする形でお送りします。聞き手はわたし、当館普及担当の東谷となります。自宅で毎日3分クロッキー 第7回(約27分)三宅一樹:着彩クロッキー《南瓜断面図》アクリル内部断面の輝くかぼちゃ色は、絵具でメモしたいと思いました。三宅一樹:着彩クロッキー《南瓜断面図》アクリル三宅一樹:着彩クロッキー《秋刀魚図》アクリル今年は貴重なサンマ。生鮮魚の命は新鮮さ。サラッと最低限の混色を心掛けました。三宅一樹:着彩クロッキー《秋刀魚図》アクリル三宅一樹:着彩クロッキー《秋刀魚塩焼図》アクリル塩焼の表現には苦心しました。しかしリキテックスは、悪戦苦闘にも応えてくれる絵具です。三宅一樹:着彩クロッキー《秋刀魚塩焼図》アクリル講師プロフィール三宅 一樹(みやけ いっき)彫刻家。1973年東京生まれ。多摩美術大学大学院博士後期過程修了、博士号取得。2003年より、世田谷美術館美術大学でデッサン・木彫などの講師を担当。近年の個展:2016年TINA KENG GALLERY(台北)、2018年アートフェア東京(日動画廊ブース)、2019年壺中居(日本橋) など。デジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
ブログ
動画配信「世田美チャンネル」vol.15は、ミュージアム コレクションⅡ その1「吹田文明と版画集『東京百景』」の会場より、版画集『東京百景』の企画に関わり、当館に版画集をご寄贈くださった吹田文明先生へのインタビューをお届けします。今年94歳になられる吹田先生には2008年以降の作品、そして近作についてお話しいただきました。※動画は音声に字幕も付けておりますので、どなたでもお楽しみいただけます。※展示室の照明の都合により、画面が暗いですが、あらかじめご了承ください。世田美チャンネル 吹田文明先生インタビュー(約10分)→世田美チャンネルをYoutubeで見るデジタルコンテンツ「世田美チャンネル」にもどる→こちら
ブログ
世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウィルス感染拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りしています。「自宅で毎日3分クロッキー」の第6弾です。講師は彫刻家の三宅一樹さんです。今回は参加者の皆さんから、着彩クロッキーによる作品と、感想や質問を募集し、それにお応えする形でお送りします。聞き手はわたし、当館普及担当の東谷となります。また、視聴には登録は不要ですが、もしさしつかえなければ、参加者登録をしていただけると嬉しいです。登録はこちら自宅で毎日3分クロッキー 第6回(約31分)三宅一樹:着彩クロッキー《蕪図》アクリル白いカブにも、固有の陰影色があります。もちろん下書きをしていませんが、カブの重なりで輪郭を感じられるように考慮しています。三宅一樹:着彩クロッキー《蕪図》アクリル三宅一樹:着彩クロッキー《白額紫陽花図》アクリル庭に咲いた白いガクアジサイ。庭の緑をイメージして予めアクリル下地をつくっておきました。白い絵具と筆で、クロッキーした作例です。三宅一樹:着彩クロッキー《白額紫陽花図》アクリル三宅一樹:着彩クロッキー《葡萄図》アクリルある日、立派な葡萄をいただきました。贈り主さんと生産者の方々へ、感謝を込めて。三宅一樹:着彩クロッキー《葡萄図》アクリル講師プロフィール三宅 一樹(みやけ いっき)彫刻家。1973年東京生まれ。多摩美術大学大学院博士後期過程修了、博士号取得。2003年より、世田谷美術館美術大学でデッサン・木彫などの講師を担当。近年の個展:2016年TINA KENG GALLERY(台北)、2018年アートフェア東京(日動画廊ブース)、2019年壺中居(日本橋) などデジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
ブログ
動画配信「世田美チャンネル」vol.14は、前回vol.13に引き続き、「作品のない展示室」クロージング・プロジェクト、パフォーマンス「明日の美術館をひらくために」の構成・振付をお願いした振付家・ダンサーの鈴木ユキオ氏へのインタビューをお届けします。今回は、クロージング・プロジェクトが生まれるまでの経緯や「作品のない展示室」を見たときの感想、パフォーマンス「明日の美術館をひらくために」についての思いなどをお話しいただきました。非公開のクロージング・プロジェクトの詳細は「作品のない展示室」クロージング・プロジェクト、パフォーマンス「明日の美術館をひらくために」 をご覧ください。※動画は音声に字幕も付けておりますので、どなたでもお楽しみいただけます。世田美チャンネル パフォーマンス「明日の美術館をひらくために」後編(約13分)→世田美チャンネルをYoutubeで見る鈴木ユキオ「YUKIO SUZUKI projects」代表/振付家・ダンサー。世界40都市を超える地域で活動を展開し、しなやかで繊細、かつ空間からはみだすような強靭な身体・ダンスは、多くの観客を魅了している。2008年に「トヨタ コレオグラフィーアワード」にて「次代を担う振付家賞」(グランプリ)を受賞。2012年フランス・パリ市立劇場「Danse Élargie 」では10組のファイナリストに選ばれた。世田谷美術館では、「INSIDE/OUT 建築の時間・ダンスの瞬間」(2009年)、トランス/エントランスvol.15「イン・ビジブル in・vísible」(2017年)、「風が吹くかぎりずっと――ブルーノ・ムナーリのために[Tanto quanto dura il soffio: per Bruno Munari]」(2018年)に出演している。ウェブサイト鈴木ユキオ氏 出演イベント:・「ブルーノ・ムナーリ」展記念パフォーマンス 風が吹くかぎりずっと――ブルーノ・ムナーリのために Tanto quanto dura il soffio: per Bruno Munari・世田谷美術館パフォーマンス・シリーズ トランス/エントランスvol.15 鈴木ユキオ「イン・ビジブル in・v?sible」・内井昭蔵の思想と建築展関連プログラム INSIDE/OUT 建築の時間・ダンスの瞬間デジタルコンテンツ「世田美チャンネル」にもどる→こちら
ブログ
動画配信「世田美チャンネル」vol.13は、「作品のない展示室」クロージング・プロジェクト、パフォーマンス「明日の美術館をひらくために」の構成・振付をお願いした振付家・ダンサーの鈴木ユキオ氏へのインタビューをお届けします。鈴木ユキオ氏と当館の関わりから、今回のプロジェクトが生まれるまでを、2回にわけてお届けします。非公開のクロージング・プロジェクトの詳細は「作品のない展示室」クロージング・プロジェクト、パフォーマンス「明日の美術館をひらくために」 をご覧ください。※動画は音声に字幕も付けておりますので、どなたでもお楽しみいただけます。世田美チャンネル パフォーマンス「明日の美術館をひらくために」前編(約12分)→世田美チャンネルをYoutubeで見る鈴木ユキオ「YUKIO SUZUKI projects」代表/振付家・ダンサー。世界40都市を超える地域で活動を展開し、しなやかで繊細、かつ空間からはみだすような強靭な身体・ダンスは、多くの観客を魅了している。2008年に「トヨタ コレオグラフィーアワード」にて「次代を担う振付家賞」(グランプリ)を受賞。2012年フランス・パリ市立劇場「Danse Élargie 」では10組のファイナリストに選ばれた。世田谷美術館では、「INSIDE/OUT 建築の時間・ダンスの瞬間」(2009年)、トランス/エントランスvol.15「イン・ビジブル in・vísible」(2017年)、「風が吹くかぎりずっと――ブルーノ・ムナーリのために[Tanto quanto dura il soffio: per Bruno Munari]」(2018年)に出演している。ウェブサイト鈴木ユキオ氏 出演イベント:・「ブルーノ・ムナーリ」展記念パフォーマンス 風が吹くかぎりずっと――ブルーノ・ムナーリのために Tanto quanto dura il soffio: per Bruno Munari・世田谷美術館パフォーマンス・シリーズ トランス/エントランスvol.15 鈴木ユキオ「イン・ビジブル in・v?sible」・内井昭蔵の思想と建築展関連プログラム INSIDE/OUT 建築の時間・ダンスの瞬間デジタルコンテンツ「世田美チャンネル」にもどる→こちら
ブログ
世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウィルス感染拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りしています。「自宅で毎日3分クロッキー」の第5弾です。講師は彫刻家の三宅一樹さんです。今回のテーマは「クロッキーの意義」。3か月の間、毎日クロッキーを続けていると、ふと、なぜクロッキーをしているのだろうか?と思う瞬間があるかもしれません。何のためにクロッキーを続けるのか、という本質的なことについてお話を伺いました。聞き手はわたし、当館普及担当の東谷となります。自宅で毎日3分クロッキー 第5回(約22分)三宅一樹:着彩クロッキー《烏賊図》アクリル三宅一樹:着彩クロッキー《烏賊図》アクリル三宅一樹:着彩クロッキー《玉葱図》アクリル三宅一樹:着彩クロッキー《玉葱図》アクリル三宅一樹:木彫刻作品《Holy Cat - stay home》2020年、榧・楠・箔、h.9×w.45×d.27(cm)個人蔵三宅一樹:木彫刻作品《Holy Cat - stay…講師プロフィール三宅 一樹(みやけ いっき)彫刻家。1973年東京生まれ。多摩美術大学大学院博士後期過程修了、博士号取得。2003年より、世田谷美術館美術大学でデッサン・木彫などの講師を担当。近年の個展:2016年TINA KENG GALLERY(台北)、2018年アートフェア東京(日動画廊ブース)、2019年壺中居(日本橋) などデジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
ブログ
動画配信「世田美チャンネル」vol.12は、前回に引き続き、世田谷美術館分館の清川泰次記念ギャラリーをご紹介します。2回目は、現在開催中の展覧会「清川泰次 絵と言葉」をご紹介します。「清川泰次 絵と言葉」2020年6月2日(火)~10月4日(日) 清川泰次記念ギャラリー ホームページ※動画は音声に字幕も付けておりますので、どなたでもお楽しみいただけます。※照明の都合により画面が暗い場面もあります。あらかじめご了承ください。世田美チャンネル 清川泰次記念ギャラリー「清川泰次 絵と言葉」その2(約7分)→世田美チャンネルをYoutubeで見るデジタルコンテンツ「世田美チャンネル」にもどる→こちら
ブログ
動画配信「世田美チャンネル」vol.11は、世田谷美術館分館の清川泰次記念ギャラリーをご紹介します。1回目は、清川泰次さんのことと、清川泰次記念ギャラリーの建物をご紹介します。「清川泰次 絵と言葉」2020年6月2日(火)~10月4日(日) 清川泰次記念ギャラリー ホームページ※動画は音声に字幕も付けておりますので、どなたでもお楽しみいただけます。※照明の都合により画面が暗い場面もあります。あらかじめご了承ください。世田美チャンネル 清川泰次記念ギャラリー「清川泰次 絵と言葉」その1(約5分)→世田美チャンネルをYoutubeで見るデジタルコンテンツ「世田美チャンネル」にもどる→こちら
ブログ
動画配信「世田美チャンネル」vol.10は、前回に引き続き、現在オンラインで配信している世田谷美術館美術大学通信講座とのコラボ企画です。この動画コンテンツで「自宅で毎日3分クロッキー」の講師をつとめられている彫刻家・三宅一樹さんをゲストにお迎えして、三宅一樹さんの「気になる、こんどの収蔵品」をお届けします。2回目は、三宅さんが初めて出会う、政治学者の中村哲(あきら)の水彩作品を見つめ、クロッキーとはなにか、クロッキーするにあたって大事なことなどをお話しいただきました。世田谷美術館美術大学通信講座 「自宅で毎日3分クロッキー」三宅 一樹(みやけ いっき)彫刻家。1973年東京生まれ。多摩美術大学大学院博士後期過程修了、博士号取得。2003年より、世田谷美術館美術大学でデッサン・木彫などの講師を担当。近年の個展:2016年TINA KENG GALLERY(台北)、2018年アートフェア東京(日動画廊ブース)、2019年壺中居(日本橋) など。三宅一樹:旅先でのクロッキー《アルハンブラ宮殿夜景遠…三宅一樹:旅先でのクロッキー《アルハンブラ宮殿夜景遠望》2019年、ボールペンミュージアム コレクションⅠ「気になる、こんどの収蔵品」は会期を延長して、8月16日まで開催しております。2020年6月2日(火)~2020年8月16日(日)動画は一発本番で撮影しています。ノーカット、ノー編集です。※動画は音声に字幕も付けておりますので、どなたでもお楽しみいただけます。※展示室の照明の都合により、画面が暗いですが、あらかじめご了承ください。世田美チャンネルvol.9 三宅一樹さんの「気になる、こんどの収蔵品」その2(約18分)→世田美チャンネルをYoutubeで見るデジタルコンテンツ「世田美チャンネル」にもどる→こちら
ブログ
動画配信「世田美チャンネル」vol.9は、現在オンラインで配信している世田谷美術館美術大学通信講座とのコラボ企画です。この動画コンテンツで「自宅で毎日3分クロッキー」の講師をつとめられている彫刻家・三宅一樹さんをゲストにお迎えして、三宅一樹さんの「気になる、こんどの収蔵品」をお届けします。1回目は、堀江尚志の作品《トルソ》についてお話しいただきました。世田谷美術館美術大学通信講座 「自宅で毎日3分クロッキー」三宅 一樹(みやけ いっき)彫刻家。1973年東京生まれ。多摩美術大学大学院博士後期過程修了、博士号取得。2003年より、世田谷美術館美術大学でデッサン・木彫などの講師を担当。近年の個展:2016年TINA KENG GALLERY(台北)、2018年アートフェア東京(日動画廊ブース)、2019年壺中居(日本橋) など。記憶によるクロッキー:三宅一樹《堀江尚志作・トルソ》「美術館内などでは直接写生が制限されています。そのような場合、私はじっくりと観察して、作品を目に焼き付けます。つまり、目の奥にメモ(=クロッキー)するのです。そして展示室を出たら、忘れないうちに脳裏の画像をクロッキー帳に描き留めます。堀江尚志さんの彫刻、かなりじっくりと観察していましたので、目を閉じるとまだ像が見えます。数日経った今でも、どの角度からも描けそうです。」記憶によるクロッキー:三宅一樹《堀江尚志作・トルソ》ミュージアム コレクションⅠ「気になる、こんどの収蔵品」は会期を延長して、8月16日まで開催しております。2020年6月2日(火)~2020年8月16日(日)動画は一発本番で撮影しています。ノーカット、ノー編集です。※動画は音声に字幕も付けておりますので、どなたでもお楽しみいただけます。※展示室の照明の都合により、画面が暗いですが、あらかじめご了承ください。世田美チャンネルvol.9 三宅一樹さんの「気になる、こんどの収蔵品」その1(約14分)→世田美チャンネルをYoutubeで見るデジタルコンテンツ「世田美チャンネル」にもどる→こちら
ブログ
世田谷美術館美術大学通信講座①~葉画家・群馬直美さんのアトリエ便りその5世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウィルス感染拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りします。美術大学の講師で“葉っぱ”を制作のテーマとしている「葉画家(ようがか)」群馬直美さんのアトリエ便り第5弾。今回も前回に引き続き、群馬さんのアトリエをお訪ねし、お送りします。今回は群馬さんのアトリエの様子を一緒にご覧いただきたいと思います。群馬さんのお人柄がうかがえるアトリエ内の「応援する画材たち」、また新緑のツタで覆われた美しいアトリエの外観をお楽しみください。聞き手はわたし、当館普及担当の東谷となります。(撮影・編集:西山均)咲いたツタの花散ったツタの花6月28日、やっとツタの花が咲きました。動画の中で、ツタの花は黄色い花で、緑色のガクがぱかっと四つに開き、と言ってたけど、私の思い違いでした。実際には、緑色の花びらが5枚に開き、黄色いオシベが5本登場します。緑色のものはその後パラパラと地面に落ちて行くのはあってましたが、ガクでなく花びらでしたね。緑色の花びらと一緒にオシベも散って行きます。群馬直美応援する画材たち顔料の棚ツタのからまるアトリエ群馬直美(葉画家)葉画家(ようがか)。群馬県高崎市生まれ。1982年東京造形大学絵画科を卒業後、ウインドー・ディスプレイ、イラストレーションなどの仕事に携わる。大学在学中に、新緑の美しさ、葉っぱの生命力に深く癒された経験から、“葉っぱ”をテーマとする創作活動に入った。1991年、より緻密な描写のできるテンペラ画と出会い、現在の作風に至る。世田谷美術館美術大学20期(2006年)より実技・絵画の講師を務めるまた、2019年12月10日~2020年1月13日に世田谷美術館2階ライブラリー前スペースにて「群馬直美 神の仕業―下仁田ネギの一生」展を開催。群馬さんアトリエ便り第5回(約9分)デジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
ブログ
動画配信「世田美チャンネル」vol.8は、ミュージアム コレクションⅠ「気になる、こんどの収蔵品」の展示室より、彫刻家・淀井敏夫氏の奥様、高木茂子さんの作品をご紹介いたします。ミュージアム コレクションⅠ「気になる、こんどの収蔵品」は会期を延長して、8月16日まで開催しております。2020年6月2日(火)~2020年8月16日(日)動画は一発本番で撮影しています。ノーカット、ノー編集です。※動画は音声に字幕も付けておりますので、どなたでもお楽しみいただけます。※展示室の照明の都合により、画面が暗いですが、あらかじめご了承ください。※作品タイトルに一部不適切な表現がある場合もありますが、作品の独自性を損なわないため、また作品が描かれた当時の時代背景および作者が差別助長の意図で使用していないことを配慮し、原題のまま使用しています。ご了承ください。世田美チャンネル 「気になる、こんどの収蔵品」⑦(約7分)→世田美チャンネルをYoutubeで見るデジタルコンテンツ「世田美チャンネル」にもどる→こちら
ブログ
世田谷美術館美術大学通信講座①~葉画家・群馬直美さんのアトリエ便りその4世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウィルス感染拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りします。美術大学の講師で“葉っぱ”を制作のテーマとしている「葉画家(ようがか)」群馬直美さんのアトリエ便り第4弾。今回は前回に引き続き、群馬さんのアトリエをお訪ねし、お送りします。群馬さんは「テンペラ」という卵を使う技法で作品を描いています。あの緻密で鮮やかな作品たちはどんな風に作られるのか?画材の観点から、その工夫とこだわりをお話いただきました。聞き手はわたし、当館普及担当の東谷となります。(撮影・編集:西山均)制作に必要な画材群馬直美 《イタリアと日本の葉っぱ(部分) 作品No…群馬直美(葉画家)葉画家(ようがか)。群馬県高崎市生まれ。1982年東京造形大学絵画科を卒業後、ウインドー・ディスプレイ、イラストレーションなどの仕事に携わる。大学在学中に、新緑の美しさ、葉っぱの生命力に深く癒された経験から、“葉っぱ”をテーマとする創作活動に入った。1991年、より緻密な描写のできるテンペラ画と出会い、現在の作風に至る。世田谷美術館美術大学20期(2006年)より実技・絵画の講師を務める。また、2019年12月10日~2020年1月13日に世田谷美術館2階ライブラリー前スペースにて「群馬直美 神の仕業―下仁田ネギの一生」展を開催。群馬さんアトリエ便り第4回(約20分)デジタルコンテンツ「美術大学通信講座」にもどる→こちら
ブログ
動画配信「世田美チャンネル」vol.7は、ミュージアム コレクションⅠ「気になる、こんどの収蔵品」の展示室より、堀江尚志の《トルソ》をご紹介いたします。寄贈者である岩本昭氏のこと、また岩本氏の作品への思いを、著書『わたし流美術館』(三好企画、1993年)を通してご紹介します。ミュージアム コレクションⅠ「気になる、こんどの収蔵品」は、6月2日より会期を延長して開催しております。2020年6月2日(火)~2020年8月16日(日)動画は一発本番で撮影しています。ノーカット、ノー編集です。※動画は音声に字幕も付けておりますので、どなたでもお楽しみいただけます。※展示室の照明の都合により、画面が暗いですが、あらかじめご了承ください。世田美チャンネル 「気になる、こんどの収蔵品」⑥(約8分)→世田美チャンネルをYoutubeで見るデジタルコンテンツ「世田美チャンネル」にもどる→こちら