19世紀半ばの日本の開国以来、日本と英国は社会的・文化的に非常に深い相互関係を保ってきました。本展は、1850年代より1930年に至る両国の美術・文化の交流の足跡を歴史的にたどる初めての試みです。ホイッスラー、ロセッティーを初めとする英国作家および青木繁、藤島武ニ、下村観山ら近代日本を代表する作家達を中心に、双方の芸術・文化に影響を受けたことを明らかとする絵画、工芸、建築、デザイン、家具、衣装などおよそ400点を、写真・図書資料と共に14のセクションにわけて展示します。
1992.02.08 - 03.22