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刊行物

『JAPANと英吉利西(ルビ:イギリス) 日英美術の交流 1850-1930』

[カタログ/1992年発行]

-開催概要から-

19世紀半ばの日本の開国以来、日本と英国は社会的・文化的に非常に深い相互関係を保ってきました。本展は、1850年代より1930年に至る両国の美術・文化の交流の足跡を歴史的にたどる初めての試みです。ホイッスラー、ロセッティーを初めとする英国作家および青木繁、藤島武ニ、下村観山ら近代日本を代表する作家達を中心に、双方の芸術・文化に影響を受けたことを明らかとする絵画、工芸、建築、デザイン、家具、衣装などおよそ400点を、写真・図書資料と共に14のセクションにわけて展示します。

目次

東京展開催にあたって

ごあいさつ

謝辞

「序文」渡辺俊夫

「美的対話への試論 日本と英国 1850-1930」渡辺俊夫、佐藤智子

「19世紀の日本に来たイギリス人」サー・ヒュー・コータッツィ

「東西の出会い―近代日本の洋画」高階秀爾

「屈折する朝日―1862年から1910年における日本の万国博覧会参加」エレン・P.コナント



カタログ

I 「プロローグ」TS cat.no.13のみTW

II 「日本の開国」TS cat.nos.61-63のみTW

III 「ジャポニスムの始まり:ジェームズ・マクニール・ホイッスラー」TW

IV 「ヴィクトリア朝の画家たちと日本」TS

V 「建築とデザインにおける盛期ヴィクトリア期のジャポニスム」TW cat.nos.108-110のみTS

VI 「日本における初期洋風建築」TW

VII 「日本における日常生活の洋風化」TW cat.nos.141, 156のみTS

VIII 「イギリスにおける「日本」の流行」TS

IX 「日本の画家たちとイギリス」TW cat.nos.258, 259のみTW

X 「日本を訪れた英国人芸術家」TS cat.nos.258, 259のみTW

XI 「イギリスの世紀末」TS cat.no.322のみTW

XII 「日本の世紀末」TW

XIII 「1910年の日英博覧会」TW

XIV 「新世代の芸術家たち」

A 「エドワード朝イギリスの芸術家たちと日本」TS

B 「イギリスで活躍した日本人画家」TW

C 「フランク・ブラングウィンと日本の友人たち」TW

D 「東と西を超えて」TW



文献 Selected Bibliography



奥付

監修・執筆:渡辺俊夫、佐藤智子

執筆:サー・ヒュー・コータッツィ、高階秀爾、エレン・P.コナント

編集:世田谷美術館(遠藤望、宝木範義、石井幸彦、塩田純一、清水真砂、勅使河原純)

協力:バービカン・アート・ギャラリー

翻訳:高儀進、坂上桂子、佐藤智子、遠藤望、川口幸也、塩田純一

翻訳協力:江頭紀久子、岡田史子、後藤美加、森田博康

発行:世田谷美術館 ©1992

デザイン:武田龍二

制作:美術出版デザインセンター

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