企画展


タイトル

ある造形家の足跡 佐藤忠良展

彫刻から素描・絵本原画まで:1940-2009

12月23日~2011年3月6日


撮影:上野則宏

巨匠にして巨匠らしからぬ、恬淡たる制作の日々

宮城県に生まれ、北海道で育った佐藤忠良(1912-)は、20歳のときに上京し、その後、東京美術学校彫刻科に入学。以来、具象彫刻の制作に一意専心し、今日では日本彫刻界の巨匠として広くその名を知られる存在となっています。しかし本展では、彫刻家としての活動のみならず、この巨匠の知られざる側面である挿絵や絵本の仕事や、初期の油彩や水彩、素描、石膏原型なども紹介し、ひとりの造形家の日々の思索の機微を深く探ります。また、新制作派協会彫刻部を舞台に、作家として本格的な活動を開始した1940年代の「世田谷時代」にも、焦点をあてます。