企画展


タイトル

インド部族芸術展 神話と呪術の世界

1988年10月8日~11月3日


 

 広大な国土に、7億5千万の人口をかかえるインド。そこには、さまざまな言語や文化、人種等が混在しています。そのなかに、アーディヴァーシー(最初の住民)とよばれる、何世紀にもわたって、人里離れた森林・丘陵地帯に暮らしてきた人々がいます。今日、その人口は、5000万人以上に及んでいますが、彼らの生みだした造形芸術を、総合的観点から紹介するのが、この展覧会です。
本展では、絵画からブロンズ彫刻、テラコッタ、木彫、わら細工など、生活に密着したさまざまな作品、約500点が出品されます。それら作品には、現実に生きている人々の生きた世界が反映されていますが、同時に、さまざまな神話的意味作用、呪術的要素、魔術的力の所有とその浸透という根源的機能が働いています。それゆえ彼らの作品の中に、芸術そのものを生み出してきた源泉としての、神話と呪術の世界を汲み取ることができるでしょう。なお、この展覧会は、インド祭の一環として開催されるものです。