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印象派を魅了した日本の美 19世紀後半から20世紀初頭、西洋では浮世絵をはじめとする日本美術が大流行します。その大胆な構図、鮮やかな色彩は、西洋の美意識に根本的な革命をもたらし、ジャポニスムが生まれました。本展は、修復後世界初公開となるモネの大作《ラ・ジャポネーズ》を始め、ボストン美術館所蔵の絵画、写真、工芸など約150点を紹介し、西洋の芸術家たちが、日本の美術から何を学び、新たな美を創造したのかを様々な角度から検証します。
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夜の美術館には秘密がいっぱい。ナゾを解き明かして、誰も知らないラ・ジャポネーズに会おう!当館(バックヤードを含む)
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●13:30~16:10三浦篤「フランス絵画と浮世絵の関係再考―マネを中心に」猿渡紀代子「ポール・ジャックレー展、日仏の状況」中地幸「アメリカのジャポニスム演劇・文学とその背景」村井則子「ボストン美術館と日本美術―ジャポニスムを越えて」*発表者の発表時間は各30分+質疑応答8分を予定しております。順番、タイトルは変更になる可能性があります。●16:25~17:45発表者全員を交えたディスカッション
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廣瀬緑「アール・ヌーヴォーのデザイナーM.P.ヴェルヌイユ」
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作品に描かれた着物を羽織れば、あなたもラ・ジャポネーズ。葉書サイズの写真を1枚撮影。
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「ボストン美術館―華麗なるジャポニスム展」では、19世紀後半から20世紀初頭にかけて、欧米で熱狂的に広まった日本美術に対する美術家たちの様々な応答を展示しますが、音楽の世界でははたして「ジャポニスム」はあったのでしょうか。ヒントになるのは、ドビュッシーの管弦楽曲〈海――3つの交響的スケッチ〉の楽譜表紙に葛飾北斎の《冨嶽三十六景 神奈川沖波裏》が使われていたことです。【第1部 演奏+トーク】では、ドビュッシーのピアノ曲集〈版画〉から、「塔(パゴダ)」、プッチーニの〈蝶々夫人〉からよく知られたアリアを、そしてラヴェルのピアノ三重奏、ドビュッシーの弦楽四重奏、ホルスト作曲〈日本組曲〉の編曲版をそれぞれ抜粋してお聴きいただきます。世紀の転換期の響きの中で「日本」がどのように聞こえてくるのか、皆様とともに耳を傾けてみたいと思います。【第2部 ソワレ】では、会場をレストラン「ル・ジャルダン」に移して、軽食とお飲み物をいただきながら、出演者とさらなる対話を。皆様からのご質問を歓迎します。【第1部 演奏+トーク】「音楽のジャポニスムを探して」 ・プログラムクロード・ドビュッシー ピアノ曲集〈版画〉より「塔(パゴダ)」モーリス・ラヴェル ピアノ三重奏曲より第1楽章 ジャコモ・プッチーニ オペラ〈蝶々夫人〉より アリア「ある晴れた日に」クロード・ドビュッシー 弦楽四重奏曲より第3楽章 グスターヴ・ホルスト 〈日本組曲〉より抜粋編曲版・演奏者、学芸員のトーク会場:当館講堂【第2部 ソワレ】演奏者・学芸員・お客様の交流(お飲物・軽食付き)会場:レストラン「ル・ジャルダン」※チケットを当日午前10時より当館エントランス・コンサート受付にて引き換えます。展覧会をコンサート前にご鑑賞ください。
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日本の伝統的なモティーフをちりばめた、華麗なオリジナルうちわ作り。
刊行物
目次「イントロダクション:魅惑する日本」ヘレン・バーナム、ジェーン・E. ブラウン「Looking East:ボストン美術館発ジャポニスムから見えて来るもの」遠藤望「日本人の姿をしたパリジェンヌ」エミリー・A. ビーニーカタログ第1章 日本趣味「ジョン・ラファージにみるジャポニスム」井上瞳Column 1 フィラデルフィア万国博覧会とシカゴ博覧会Column 2 日本に魅せられたボストニアンColumn 3 ニッポンを訪れた欧米人第2章 女性「《ラ・ジャポネーズ》の保存修復」アイリーン・コネファルColumn 4 《ラ・ジャポネーズ》を読み解くColumn 5 モードとなったキモノColumn 6 舞台の上の日本、日本女性第3章 シティ・ライフ「文明開化の日本風俗」鏡味千佳Column 7 ドガのジャポニスムColumn 8 世紀末のグラフィック・アートColumn 9 ラフカディオ・ハーンと日本第4章 自然Column 10 唯美主義とその広がり―イギリスからアメリカへColumn 11 アール・ヌーヴォー第5章 風景「ゴッホ模写《広重作、亀戸梅屋舗のトレース素描》19行からみると」尾﨑眞人「写真とジャポニスム―絵画主義からの展開」加藤絢Column 12 ホイッスラーのジャポニスムとアメリカColumn 13 イギリスとアメリカの木版画―浮世絵のもうひとつの影響Column 14 モネと日本作家解説関連年表主要参考文献〔欧文文献を含む〕出品リスト奥付発行:2014年6月28日 編集:世田谷美術館(遠藤望、加藤絢)、京都市美術館(尾﨑眞人、後藤結美子)、名古屋ボストン美術館(井上瞳、鏡味千佳)、NHK、NHKプロモーション翻訳:出羽尚、井上瞳、遠藤望、加藤絢、マーサ・マクリントク校閲:岩田高明デザイン:梯耕治制作:印象社印刷:大日本印刷発行:NHK、NHKプロモーション ©2014-2015 NHK, NHK Promotions Inc.