過去最高の作品数で語る、昭和洋画壇の巨匠の軌跡
神戸出身の小磯良平(1903-1988)は、東京美術学校(現 東京藝術大学)在学中に帝展(帝国美術院美術展覧会)で特選を受賞するなど、早くからその才能を開花させ、昭和の洋画壇を代表する画家として、数々の優れた作品を残しました。本展では、61点の油彩作品に加え、小磯良平が日々描いたデッサンなど、およそ200点(一部展示替え)を併せ、これまでにない規模で小磯芸術に迫ります。外に広がる世界を感受し、思索し、それを源として創作を積み重ねてきた小磯良平の心に、私たちは作品を介して、つぶさに触れることになることでしょう。小磯良平でなければ成し得なかった絵画表現。その「物語」の奥深さを、味わっていただきたいと思います。
神戸出身の小磯良平(1903-1988)は、東京美術学校(現 東京藝術大学)在学中に帝展(帝国美術院美術展覧会)で特選を受賞するなど、早くからその才能を開花させ、昭和の洋画壇を代表する画家として、数々の優れた作品を残しました。本展では、61点の油彩作品に加え、小磯良平が日々描いたデッサンなど、およそ200点(一部展示替え)を併せ、これまでにない規模で小磯芸術に迫ります。外に広がる世界を感受し、思索し、それを源として創作を積み重ねてきた小磯良平の心に、私たちは作品を介して、つぶさに触れることになることでしょう。小磯良平でなければ成し得なかった絵画表現。その「物語」の奥深さを、味わっていただきたいと思います。