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企画展(終了)
イギリスのチェシャーに生まれ、今日イギリスの自然派を代表する作家のひとりとして知られています。 ゴールズワージーは自然の中にほとんど素手で入り込み、木の葉や土、石、氷などの素材を使い、自然界にはない新たな秩序を創り上げそれを写真に記録して発表しています。撮影された写真は制作された場所とその周辺で採取された素材との関係を捉えた自然の本質に迫る造形的に優れた作品となっています。 ゴールズワージーは日本との関係も深く87年の初来日以来、90年の栃木県足尾町、91年の三重県大内山村、そして93年の富士山と過去4回来日し日本の自然に触れてきました。 本展では、日本で彼が今までに制作してきた作品と母国イギリスで制作した作品の中から両国のふたつの秋をテーマに写真15点、ドローイング13点、作家が来日して行うインスタレーション7点により、ゴールズワージーの芸術を紹介するものです。
刊行物
目次「アンディ・ゴールズワージーと風景画」石井幸彦「日本との出会い」逢坂恵理子「日本の日々」杉村浩哉図版略歴/展覧会歴/主要文献奥付編集:栃木県立美術館(杉村浩哉)世田谷美術館(石井幸彦)逢坂恵理子、小山奈緒美翻訳(和文英訳):小川紀久子デザイン:アンディ・ゴールズワージー、桑畑吉伸制作:美術出版デザインセンター発行:栃木県立美術館、世田谷美術館©1993 by Andy Goldsworthy,Tochigi Prefectural Museum of Fine Artsall rights reserved