世田谷美術館
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企画展
1972年にサハラ砂漠と出会って以降、野町和嘉(1946-)は、世界各地の、多様で過酷ともいえる風土と、その土地で深い信仰を支えに生きる人々を撮り続けてきました。50年余の長きにわたる旅で野町が記録してきた光景は、政情悪化と、携帯電話の急速な普及に象徴される世界の平準化によって急速に失われ、今や貴重な「人と大地のドキュメント」となっている。本展覧会は代表作を中心に、自らを荒地願望症と称する写真家の足跡を辿ります。