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企画展(終了)
髙山辰雄画伯は現代日本画壇の代表的な存在であるのみならず、一貫して若々しい画風を開拓してきた、偉大なる試行者でもあります。今回の展覧会は髙山芸術を最も能弁に物語る屏風作品を中心に、各時期の代表的な作品、版画作品なども含めた内容からなり、その75年の生涯を律した美のありかたを、100点近い作品によってたどってみよう、というものです。二度の日月星辰展会場を飾った主要屏風、《山》《春秋図》《銀河》《明星》《日》《月》などのほかに、日展の出品作として話題を集めた、《出山》《沼》《瀬戸内海》《冬》《行人》といった名作がならび、また旧来あまり紹介されたことのない小品についても、秀作が揃いました。『唐詩選』『聖家族』『源氏物語』の60点に及ぶ版画集の本格的な紹介も、初めてのことです。
ミュージアムショップ
目次「あいさつにかえて」酒井忠康「風景を超えるもの―神人一体の、絵画という場」新見隆「髙山辰雄の画業」吉田浩太郎図版I-1 若き研鑽の日々 1930年代~1945年I-2 ゴーギャンとの出会い 1945年~1960年代I-3 人間精神の探求 1970年代~1990年代前半I-4 森羅万象への道 1990年代後半~2000年代II 彫刻、素描、小下図、版画集・特装本、雑誌・書籍の仕事「髙山辰雄先生のこと 談話」稗田一穂「髙山辰雄先生との想い出」東儀秀樹「髙山辰雄先生と大分」佐藤直司「髙山辰雄が語る宗元絵画の魅力」石井幸彦「髙山辰雄と世田谷―風景と人と街」池㞍〔異体字:尻の九=丸〕豪介髙山辰雄のことば(再録)髙山辰雄略年譜展覧会歴(グループ展)主要参考文献出品目録奥付企画・構成:世田谷美術館、大分県立美術館編集:池㞍豪介、石井幸彦(世田谷美術館)/吉田浩太郎(大分県立美術館)編集協力:岩田高明デザイン:梯耕治制作:印象社印刷:光村印刷発行:世田谷美術館/大分県立美術館©2018
刊行物
目次 なし奥付編集:世田谷美術館(宝木範義、川口幸也、清水久夫、遠藤望、塩田純一)発行:世田谷美術館制作:求龍堂©世田谷美術館 1987