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企画展(終了)
料理から始まり、その料理を盛る器、そして調度品など料理をとりまく環境全般に及んで美を追求していった北大路魯山人。魯山人作品のこうした暮らしへの求心力を生かし、魯山人の器に様々な収蔵品を取り合わせ、生活を思い起こさせる空間を演出します。その他林二郎の椅子、宮本憲吉の陶箱、山田貢の着物といった工芸作品や、日本画、洋画など約計150点の作品により、日々の暮らしの中における「美術」をもう一度考えてみます。
刊行物
目次ごあいさつ「暮らしに美術を」大島清次「日常即是美術也―世田谷美術館の普及活動から―」高橋直裕「暮らしに美術を―飾る楽しみ、使う楽しみ―」清水真砂図版I 夢石の庭II 江戸の残影III 魯山人の時代(昭和10年代を中心に)IV 西洋への憧れ(戦前における洋風生活への憧れを垣間見せるものV 魯山人と水木伸一の出会いVI 工芸と戦後―1950~60年代VII 現代へ(みたてる、飾る、楽しむ)北大路魯山人年譜出品作品リスト奥付編集・発行:世田谷美術館(清水真砂) ©2001制作:印象社〔会場写真を収録した別冊あり〕