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企画展（終了）

見る・写す・表わす／みる・うつす・あらわす／ミル・ウツス・アラワス　

カメラは100％リアルな世界を写しているのでしょうか？実は、カメラが捉えた世界は一部分であって、私達が見ている世界はもっと複雑で、リアルさもひとりひとり異なっているはずです。　そして、この極めて個人的なリアルな世界は、逆に他人が共感できる普遍性をあわせ持っているのではないでしょうか。本展は、コレクションの具象作品を中心に、写真、絵画、彫刻などの様々な「リアル」を一堂に並べ、見ることを通じ、写すこと、表現することの原点を改めて検証していきます。あわせて、作品のタイトルを考えてみるといった、来館者参加のプロジェクトも行います。詳細は美術館までお問い合わせ下さい。

刊行物

『見る・写す・表わす／みる・うつす・あらわす／ミル・ウツス・アラワス』　

目次グランマ・モーゼス（アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス）《川を渡っておばあちゃんの家へ》（ルビ：かわをわたっておばあちゃんのいえへ）Grandma Moses (Anna Mary Robertson Moses), Over the River to Grandma’s House北大路魯山人（ルビ：きたおおじろさんじん）《日月椀》（ルビ：じつげつわん）Rosanjin Kitaoji, Lacquer bowls with sun and moon design in gold and silver leaf荒木経惟（ルビ：あらきのぶよし）《花曲》《流石の花》（ルビ：かきょく、りゅうせきのはな）Nobuyoshi Araki, Flower Rondo, Flower Flowing Stoneアンソニー・グリーン《復活祭／ル・ランシー》（ルビ：ふっかつさい）Anthony Green, Pâques / Le Raincy舟越桂（ルビ：ふなこしかつら）《夏のシャワー》（ルビ：なつのしゃわー）Katsura Funakoshi, Summer Showerデイヴィッド・ホックニー《スクラブルゲーム 1983年1月1日》David Hockney, The Scrabble Game, Jan. 1, 1983安齋重男（ルビ：あんざいしげお）《David Hockney (Feb. 14, 1983, Tokyo)》Shigeo Anzai, David Hockney (Feb. 14, 1983, Tokyo)この小冊子（ルビ：しょうさっし）でとりあげた作家（ルビ：さっか）について「見ること・写すこと・表わすこと」大島清次「企画展「見る・写す・表わす」についての覚書」遠藤望「子供たちの声をきく―作品と出会う瞬間の素描」塚田美紀展覧会出品作品目録奥付企画・編集：村上由美／遠藤望＋世田谷美術館学芸部デザイン：笠毛和人／二本松朋子制作：美術出版デザインセンター発行：世田谷美術館©2001〔英訳を収録した別冊あり〕