imgntv

刊行物

『向井潤吉の絵画と写真 絵画が語る風景、レンズが見た風景』

[カタログ/2002年発行]

-開催概要から-

 向井潤吉(1901−1995)は戦後、40年以上にわたって全国各地の草屋根の民家を訪ね、描きつづけてきました。本展では、油彩、水彩作品約120点に、向井潤吉が昭和36年(1961年)より28年間にわたって制作現場で撮影した写真約70点を初めて公開します。絵画と写真が初めて出会うことにより、向井潤吉がどのように風景を感じとり、絵画表現を成立させていったのかを、考察していくことができるのではないでしょうか。なお、会場には古民家の一部も再現します。

目次

ごあいさつ

「向井潤吉の絵画と写真」橋本善八

図版

「向井潤吉、その制作日誌から」橋本善八

向井潤吉年譜

向井潤吉主要関連文献・記事

民家、町並み、街道などに関する参考書籍

作品目録



奥付

編集:世田谷美術館(橋本善八、木村祐子)

制作:大塚工藝社

発行:世田谷美術館、神戸市立小磯記念美術館 ©2002