2023.03.04
プロムナード・コンサート
第270回 梶田真未 ソプラノ・リサイタル 異国の女たちの歌～ドイツから東欧へ～
2023.03.04
プロムナード・コンサート
第270回 梶田真未 ソプラノ・リサイタル 異国の女たちの歌～ドイツから東欧へ～
（画像 左：梶田真未／右：小滝翔平）
プロムナード・コンサートとは、＜ぶらりとやって来て、気軽に立ち寄って聴くコンサート＞とでもいう意味です。
砧公園の一角にある、ここ世田谷美術館の素晴らしい環境の中で、美術を鑑賞する傍ら、音楽も楽しんで頂こうというものです。こんな恵まれた環境の中で聴ける音楽会は、そう滅多にはありません。
登場するのは主として若い音楽家たちですが、中身は保証付きです。才能に恵まれた優秀な若手を中心に発表の場を提供し、世田谷区民を中心とする方々が聴衆となって、彼等を励ましながら共に楽しもうという企画です。開館後間もない、1987年1月にスタートしました。美術館を意味する＜ミュージアム＞とは、＜ミューズの女神たちの居る場所＞ということですから、もともと音楽（ミュージック）とは深い関係のある場所です。
休日の美術館でのコンサート、どうか気軽にご参加いただければ幸いです。
（企画協力・丹羽正明）
砧公園の一角にある、ここ世田谷美術館の素晴らしい環境の中で、美術を鑑賞する傍ら、音楽も楽しんで頂こうというものです。こんな恵まれた環境の中で聴ける音楽会は、そう滅多にはありません。
登場するのは主として若い音楽家たちですが、中身は保証付きです。才能に恵まれた優秀な若手を中心に発表の場を提供し、世田谷区民を中心とする方々が聴衆となって、彼等を励ましながら共に楽しもうという企画です。開館後間もない、1987年1月にスタートしました。美術館を意味する＜ミュージアム＞とは、＜ミューズの女神たちの居る場所＞ということですから、もともと音楽（ミュージック）とは深い関係のある場所です。
休日の美術館でのコンサート、どうか気軽にご参加いただければ幸いです。
（企画協力・丹羽正明）
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出演
梶田真未 Mami Kajita／ソプラノ
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、桐朋学園大学大学院修士課程修了。
東京芸術大学同声会賞、佐々木成子賞、第19回東京音楽コンクール第一位。
2003年全国高校野球愛知県大会開会式、2004年名古屋ドーム日米野球開会式にて君が代を独唱。
日生劇場オペラ『ルサルカ』森の精Ⅱ役でデビュー。二期会ではニューウェーブ・オペラ劇場『アルチーナ』題名役、『三部作』托鉢係修道女Ⅱ役、『パルジファル』花の乙女役で出演。
これまでに谷津理恵子、三林輝夫、佐々木典子、岩渕嘉瑩、大島幾雄の各氏に師事。
現在、二期会会員、桐朋学園大学博士課程1年に在籍。
小滝翔平 Shohei Kodaki／ピアノ
都立芸術高等学校を経て桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ専攻卒業。
2018年には昭和音楽大学大学院音楽研究科修士課程音楽芸術表現専攻ピアノ分野修了。
2002年JML主催日独青少年交流コンサート in Japan に出演、選抜メンバーとして抜擢され翌年ドイツ各地でのコンサートに出演。
2008年ソレイユ音楽コンクールにて第3位受賞。
現在ソロリサイタル活動の他、ピアノ講師、オペラの稽古伴奏、声楽コンサートや合唱の伴奏、器楽とのアンサンブルなど様々な音楽活動を行っている。日本オペラ振興会オペラ歌手育成部ピアノ講師。 -
日時
2023年3月4日 土曜日 13:30開場 14:00開演
- 申込締切日 2023年 2月7日火曜日（消印有効）
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申込方法
このたびのプロムナード・コンサートは、新型コロナウィルス感染症拡大抑制のため、密集、密室、密接を避けて実施いたします。会場内の換気を行うとともに、定員を50名とさせていただきます。それに伴い、ご応募は1枚のハガキにつき2名様に限らせていただき、お席も予め抽選によって当館で指定させていただきます。
なお、出演者およびスタッフは検温・手洗い・消毒等徹底し、感染対策を講じております。またご来場様には必ずマスクを着用いただき、ご体調の確認及び検温を実施させていただきます。何卒ご了承ください。
●お申込み方法
往復ハガキに、①コンサート名、②住所、③氏名、④電話番号、⑤希望人数をご記入の上（返信面にも住所、氏名を記入）当館プロムナード係までお申込みください。
※1枚のハガキにつき2名様までお申込みいただけます。また、重複申し込みは無効となります。なお、未就学児は入場いただけません。
※ご記入には通常のインクペン等をご使用ください。（消せるボールペン等は、返信ハガキ印刷の際に熱で文字が消えてしまうことがあります。）
※2019年10月1日からの消費税率改定に伴い、郵便料金が変更しております。改定前の往復ハガキをご利用の場合はご注意ください。
●個人情報の取扱いについて
世田谷美術館では、応募された方々への抽選結果発送のために、上記に記載した個人の情報を収集いたしますが、それ以外の目的に利用することはございません。 -
プログラム
1.ヴォルフ(1860-1903) 《ハイゼによるイタリア歌曲集》より
Hugo Wolf Italienisches Liederbuch, nach Paul Heyse
・小さいものでも Auch kleine Dinge
・さあ少し静かにしておくれ Schweig’ einmal still
・恋人よ，あなたが天に召されるとき Wenn du, mein Liebster, steigst zum Himmel auf
・お母さんは望んでいないと人は言うが Man sagt mir meine Mutter woll’ es nicht
・私が侯爵夫人でないからといって Du sagst mir, dass ich keine Fürstin sei
・ペンナに私の恋人がいる Ich hab’ in Penna einen Liebster wohnen
―休憩― Intermission
2.チャイコフスキー(1840-1893)
Pytr Il’ich Tchaikovsky
・《6つの歌》より 騒がしい舞踏会のなかで 作品38-3
Sred' shumnogo bala "6 Romansov" Op.38-3
・《7つの歌》より 私は野辺の草ではなかったのか 作品47-7
Ja li b pole da ne travushka byla "7 Romansov" Op.47-7
3.ドヴォルジャーク(1841-1904) 《ジプシーの歌》 作品55 全7曲
Antonín Dvořák Cigánské melodie Op.55
(1)私の歌が鳴り響く，愛の賛歌 Má píseň zas mi láskou zní
(2)ああ，聴けよ私のトライアングルを Aj! kterak trojhranec můj přerozkošně zvoní
(3)森はひっそりと静まりかえり A les je tichý kolem kol
(4)わが母の教えたまいし歌 Když mne stará matka zpívat
(5)弦の調子を合わせて Struna naladěna
(6)大きくゆったりとした軽い亜麻の服を着て Široké rukávy
(7)鷹の翼はタトラの峰高く Dejte klec jestřábu ze zlata ryzého
―休憩― Intermission
4.チャイコフスキー(1840-1893) 歌劇『イオランタ』 作品69より
Pytr Il'ich Tchaikovsky Iolanta Op.69
第1幕 イオランタのアリア
「なぜ私は以前に知らなかったのでしょう」 ‘Otchjego eto prjezhdje nje znala’
5.ドヴォルジャーク(1841-1904) 歌劇『ルサルカ』 作品114より
Antonín Dvořák Rusalka Op.114
第1幕 ルサルカのアリア
「月に寄せる歌」 ‘Měsíčku na nebi hlubokém’
※プログラムは都合により、変更する可能性がございます。何卒ご了承ください。 - 会場 世田谷美術館1階 講堂
- 定員 50名（応募抽選を実施）
- 参加費 無料
- その他 企画協力＝丹羽正明、沼野雄司