次世代を担う将来性のある若手アーティストを奨励・支援するため、2008年に創設された世田谷区芸術アワード“飛翔“。美術部門受賞者2名の作品展を開催します。

久保ガエタンは自分のアイデンティティやルーツを探求する作品を制作してきました。本展では、世田谷の養蚕の歴史と、喜多見不動の金色姫の伝説を基にした、映像インスターレーション作品を発表します。過去の映像作品や、妻の久保聡美とのユニット「松」による新作も展示します。


久保ガエタン　略歴
1988年 東京に生まれる。
2012年 個展「Madness, Civilisation and I」(児玉画廊｜京都)
2013年 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程先端芸術表現専攻修了
2016年 個展「破壊始建設／Research & Destroy」（NTTインターコミュニケーション・センター）
2017年 個展「僕の体が僕の実験室です。あるいはそれを地球偶然管理局と呼ぶ。」（児玉画廊｜天王洲）
2020年 第6回世田谷区芸術アワード“飛翔”受賞
2020年 グループ展「KYOTO STEAM 2020 国際アートコンペティション スタートアップ展」（京都市京セラ美術館 東山キューブ）
2020年 クループ展「MOTアニュアル2020　透明な力たち」（東京都現代美術館）
2021年 第6回世田谷区芸術アワード“飛翔”受賞記念発表（世田谷美術館区民ギャラリー）