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2020.03.01

プロムナード・コンサート 
第263回  読売日本交響楽団メンバーによるアンサンブル O.メシアン 《世の終わりのための四重奏曲》  【*新型コロナウイルス感染症の影響により中止】

2020.03.01

プロムナード・コンサート 
第263回  読売日本交響楽団メンバーによるアンサンブル O.メシアン 《世の終わりのための四重奏曲》  【*新型コロナウイルス感染症の影響により中止】

読売日本交響楽団メンバーによるアンサンブル: (左から)松葉春樹 /チェロ、杉本真弓/ヴァイオリン、金子平/クラリネット、鈴木慎崇/ピアノ

読売日本交響楽団メンバーによるアンサンブル: (左から)松…

新型コロナウイルス感染症拡大抑制のために、中止いたします。

 プロムナード・コンサートとは、<ぶらりとやって来て、気軽に立ち寄って聴くコンサート>とでもいう意味です。砧公園の一角にある、ここ世田谷美術館の素晴らしい環境の中で、美術を鑑賞する傍ら、音楽も楽しんで頂こうというものです。こんな恵まれた環境の中で聴ける音楽会は、そう滅多にはありません。登場するのは主として若い音楽家たちですが、中身は保証付きです。才能に恵まれた優秀な若手を中心に発表の場を提供し、世田谷区民を中心とする方々が聴衆となって、彼等を励ましながら共に楽しもうという企画です。開館後間もない、1987年1月にスタートしました。美術館を意味する<ミュージアム>とは、<ミューズの女神たちの居る場所>ということですから、もともと音楽(ミュージック)とは深い関係のある場所です。休日の美術館でのコンサート、どうか気軽にご参加いただければ幸いです。 
(企画協力・丹羽正明)
  • 出演 読売日本交響楽団メンバーによるアンサンブル

    金子 平 Taira KANEKO /クラリネット
    東京藝術大学を経て、2005年から独リューベック国立音楽大学で学び、2012年同大学院修了。クラリネットを半田裕一、山本正治、村井祐児、ザビーネ・マイヤーの各氏に師事。2006年日本音楽コンクール第1位、併せてE・ナカミチ賞、岩谷賞(聴衆賞)。2008年ヴィースバーデン・モーツァルト・コンクール第1位、同年ARDミュンヘン国際コンクールで日本人初の第3位入賞。2009年ルイ・シュポーア・メダルなど受賞多数。2009年から2011年までリューベック歌劇場管弦楽団(リューベック・フィル)でクラリネット奏者を務めた。現在、読売日本交響楽団首席クラリネット奏者、紀尾井ホール室内管弦楽団メンバー。

    杉本 真弓 Mayumi SUGIMOTO /ヴァイオリン
    東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。第31回毎日学生音楽コンクール中学生の部西日本第1位。霧島国際音楽祭奨励賞受賞。「インターナショナル室内楽アカデミー・ウィーン・プラハ・ブダペスト」へ招待を受けアルバンベルクSQ、バルトークSQに師事。ルイ・グレーラー室内楽基金助成を受ける。これまでに東儀祐二、田中千香士、堀正文、G・ピヒラーの各氏に師事。2017年よりバロックヴァイオリンを若松夏美氏、アンサンブルをチェンバロの副嶋恭子氏に師事している。現在、読売日本交響楽団ヴァイオリン奏者。

    松葉 春樹 Haruki MATSUBA /チェロ
    東京藝術大学音楽学部を経て同大学院修了。1988年より2年間、ハンガリーのフランツ・リスト音楽院に留学。第5回日本室内楽コンクール(二重奏)入賞。文化庁在外派遣研修員としてドイツ・ミュンヘン、ハンガリー・ブダペストにて研鑽を重ねる。NHK・FM、ハンガリー国営放送ラジオに度々出演。これまでにチェロを清水勝雄、堀江泰氏、毛利伯郎、ラースロー・メズーの各氏に、室内楽をルイ・グレーラー、シャンドール・デーヴィチの各氏、並びにアルバンベルクSQ、バルトークSQに師事。現在、読売日本交響楽団チェロ奏者。

    鈴木 慎崇 Yoshitaka SUZUKI /ピアノ
    東京藝術大学音楽学部卒業。三角祥子、北島公彦、角野裕の各氏に師事。幼少よりさまざまなコンクールで入賞する。第51回全日本学生音楽コンクール、第71回日本音楽コンクールにて、それぞれ第1位。また、リサイタル、FM、CDなどで数多くの演奏家と共演。国内外の音楽祭、コンクールにおいて公式伴奏者を務めるなど、伴奏、室内楽にも活動の場をひろげている。最近では、オーケストラの演奏会に鍵盤楽器奏者として度々出演している。東京藝術大学、武蔵野音楽大学非常勤講師を務めたのち、現在、洗足学園音楽大学非常勤講師として、後進の指導にあたっている。


  • 日時 2020年3月1日(日) 13:30開場 14:00開演
  • 申込締切日 2020年2月3日(月曜日)(消印有効)受付を終了しました。
  • 申込方法 往復ハガキに、[1]コンサート名、[2]住所、[3]氏名、[4]電話番号、[5]希望人数をご記入の上(返信面にも住所、氏名を記入)当館プロムナード係までお申込みください。
    1枚のハガキで2名様までご記入いただけます。
    ●2019年10月1日(火)からの消費税率改定に伴い、通常往復ハガキの郵便料金は126円(片道63円×2)に変更となりました。古い往復ハガキをご投函の際にはくれぐれもご注意ください。
    また重複申し込みは不可となります。希望者多数の場合は抽選をいたします。なお、未就学児は入場いただけません。

    【注】
    1枚のハガキで2名様までお申込される場合は、必ずご来場になる方のお名前をご記入の上ご応募ください。ご入場の際にはハガキをお持ちいただき、ご一緒にお越しください。別々にお越しの場合、ご入場をお断りすることもございます。

    ●個人情報の取り扱いについて
    世田谷美術館では、応募された方々への抽選結果発送のために上記の個人情報を収集いたしますが、それ以外の目的に利用することはございません。
  • プログラム 読売日本交響楽団メンバーによるアンサンブル
    O.メシアン 《世の終わりのための四重奏曲》
    The Ensemble: Featuring Members of Yomiuri Nippon Symphony Orchestra
    O. Messiaen ‘‘ Quatuor pour la fin du temps’’

    プログラム Program

    ※プログラムは都合により、変更する可能性がございます。何卒ご了承ください。

    1.D.ミヨー(1892-1974) クラリネット、ヴァイオリン、ピアノのための組曲 作品157b (4曲)
    Darius Milhaud    Suite pour clarinette, violon et piano Op.157b ( en 4 morceaux)
    Ⅰ 序曲  Ouverture  
    Ⅱ 喜遊曲 Divertissement
    Ⅲ 遊戯  Jeu      
    Ⅳ 序奏と終曲 Introduction et Final

    2.B.マルティヌー (1890-1959)   ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 第1番 (全2楽章)
    Bohuslav Martinů   Duo for Violin and Cello No.1( in 2 movements)
    Ⅰ. 前奏曲:アンダンテ・モデラート Preludium: Andante moderato
    Ⅱ. ロンド:アレグロ・コン・ブリオ Rondo: Allegro con brio

    ―― 休憩/ Intermission ――

    3.O.メシアン(1908-92)  世の終わりのための四重奏曲 (全8楽章)
    Olivier Messiaen Quatuor pour la fin du temps ( en 8 mouvements)
    Ⅰ. 水晶の典礼  Liturgie de cristal
    Ⅱ. 世の終わりを告げる天使のためのヴォカリーズ Vocalise, pour l'ange qui annonce la fin du temps
    Ⅲ. 鳥たちの深淵 Abîme des oiseaux
    Ⅳ. 間奏曲 Intermède
    Ⅴ. イエスの永遠性への賛歌 Louange à l'éternité de Jésus
    Ⅵ. 7つのトランペットのための狂乱の踊り Danse de la fureur, pour les sept trompettes
    Ⅶ. 世の終わりを告げる天使のための虹の混乱 Fouillis d'arcs-en-ciel, pour l'ange qui annonce la fin du temps
    Ⅷ. イエスの不滅性への賛歌 Louange à l'immortalité de Jésus
  • 会場 世田谷美術館1階 講堂
  • 定員 140名(応募者多数の場合は抽選)
  • 参加費 無料