2018.11.30 - 12.01
「ブルーノ・ムナーリ」展記念パフォーマンス
風が吹くかぎりずっと――ブルーノ・ムナーリのために Tanto quanto dura il soffio: per Bruno Munari
「ブルーノ・ムナーリ」展記念パフォーマンス
風が吹くかぎりずっと――ブルーノ・ムナーリのために Tanto quanto dura il soffio: per Bruno Munari
ルカ・ヴェジェッティ、吉田萌「風が吹くかぎりずっと――ブル…
ニューヨークを拠点に国際的に活躍し、日本文化にも造詣の深い気鋭のイタリア人振付家・演出家、ルカ・ヴェジェッティ。国内では最大規模となるこのたびの「ブルーノ・ムナーリ――役に立たない機械をつくった男」展を記念し、当館ではこの稀代のアーティストに捧げる新作を、ヴェジェッティに依頼しました。
ムナーリのシンプルで明快な造形思考を導きの糸としつつ、彼の良き理解者だった作家ディーノ・ブッツァーティのエッセイにも想を得た「風が吹くかぎりずっと」。美術家の吉田萠、ダンサーの鈴木ユキオ、竹内英明とのコラボレーションから生まれる繊細で遊び心あふれるパフォーマンスが、世田谷美術館の一隅から始まります。
※「ブルーノ・ムナーリ」展チケット付きです。ぜひ開演前に展覧会をお楽しみ下さい。
チラシPDF
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日時
2018年11月30日(金)、12月1日(土) 18:00開演(受付開始16:00)
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申込方法
参加申込フォーム(外部サイト)より、または当館へ
電話03-3415-6011(10:00-18:00 月曜休)
※10月10日(水)10:00より受付開始
※11/30、12/1の両日とも予約分は完売しました。
※当日券を、11月30日(金)・12月1日(土)とも16時より、
当館エントランス内のパフォーマンス受付にて若干枚販売します。
なお、席数に達し次第、販売を終了します。
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会場
1階展示室、エントランス・ホール
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定員
各日約70名(申込先着順)
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参加費
予約/当日:一般3,000円/3,500円 小・中・高・大生1,500円/2,000円 ※未就学児の入場はご遠慮下さい。
※当日精算です。
※「ブルーノ・ムナーリ」展チケット付きです。ぜひ開演前に展覧会をお楽しみください。当日展覧会をご覧になれない場合、チケットは公演後の会期中(2019年1月27日まで)、いつでもご使用いただけます。
※途中での移動を含む、立ち見の公演です。お体の不自由な方にはイス等をご用意しますので、お申し出下さい。
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その他
[プロフィール]
ルカ・ヴェジェッティ Luca Veggetti
1963年ボローニャ生まれ、ミラノ・スカラ座附属バレエ学校で学ぶ。1990年より振付家・演出家として活動、現代音楽に関心を寄せつつ多様な表現メディアを横断。作品はグッゲンハイム美術館パフォーマンスシリーズ「Works & Process」、メトロポリタン美術館、マーサ・グラハム・ダンスカンパニー、シテ・ドゥ・ラ・ミュジックなどで制作・上演され、高い評価を得てきた。主なプロジェクトに、ヤニス・クセナキス「オレステイア」(グッゲンハイム「Works&Process」とミラー・シアターの共同制作、2008年)、カイヤ・サーリアホ「Maa」(同、2010年)、細川俊夫「斑女」世界初演(サントリーホール、2009年)、同「大烏」米国初演(第1回ニューヨークフィル・ビエンナーレ、2014年)など。近年の仕事に、原案・演出・振付を担当した「左右左」(横浜能楽堂とジャパン・ソサエティ〈ニューヨーク〉の共同制作、2017年)など。美術館のための作品として、「NOTATIONOTATIONS 」(ドローイングセンター[ニューヨーク]、2013年)、パフォーマンスとビデオインスタレーションによる「Scenario」(トレント・ロヴェレート近現代美術館、2016年)がある。
鈴木ユキオ Yukio Suzuki
「YUKIO SUZUKI Projects」代表/振付家・ダンサー。世界40都市を超える地域で活動を展開し、しなやかで繊細に、かつ空間からはみだすような強靭な身体・ダンスは、多くの観客を魅了している。また、室伏鴻・中村恩恵の作品出演やMV出演、ミュージシャンとの共同制作やワークショップなど、活動は多岐に渡る。2008年トヨタコレオグラフィーアワード「次代を担う振付家賞(グランプリ)」など受賞多数。2012年フランス・パリ市立劇場「Danse Elargie」では10組のファイナリストに選ばれた。
竹内英明 Hideaki Takeuchi
1981年高知県生まれ。京都造形芸術大学 映像・舞台芸術学科舞台コース卒業。以後ダンサーとして活動。これまでに山田せつ子、桑折現、きたまり、杉原邦生、白井剛、倉田翠、小野寺修二、村本すみれ、奥野美和、鈴木ユキオ他、多数の振付家、演出家の作品に出演。
吉田 萠 Moe Yoshida
大阪芸術大学美術学科絵画科卒業後、1998年に渡伊、2004年ボローニャ美術学院卒業。美術の分野で表現活動を行うとともに、舞台美術や実験的な人形劇の分野でルカ・ヴェジェッティとのコラボレーションを積極的に行っている。近年の主な個展に「Cani Correnti‐犬流」(Localedue [ボローニャ]、2014年)、「ジェルンディオ」(Gallery Taga2 [東京]、2017年)、グループ展に「ニューコレクション展‐未発表、再発見‐」(モデナ市立美術館、2015年)など。舞台美術の仕事として、細川俊夫「班女」世界初演(サントリーホール、2009年)、カイヤ・サーリアホ「Maa」(グッゲンハイム「Works&Process」とミラー・シアターの共同制作、2010年/シテ・ドゥ・ラ・ミュジック[パリ]、2013年)、人形劇「ペレアスとメリザンド」(Swedish Cottage Marionette Theater[ニューヨーク]、2017年)、など。