2013.08.07
締切り
ました
ミュージアム・セッション
講演「全く同じものではないし、全く別のものでもない!―触察本の制作現場から」
ミュージアム・セッション
講演「全く同じものではないし、全く別のものでもない!―触察本の制作現場から」
「視覚障害者の美術鑑賞」というテーマから、そもそも美術を見て理解することとは? を考え直す、夏のレクチャーシリーズ。今年は、パリのエティエンヌ芸術・産業グラフィック高等学院で長らく教鞭を執りつつ、視覚障害者のための触図や触察本を制作してきた版画家、クリスチャン・ベッシニュール氏のお話を伺います。見える人も見えない人も、美術作品について共通のイメージや理解を持つことはできるのだろうか? 触察本の制作現場からの貴重なお話にご期待ください。
[クリスチャン・ベッシニュール プロフィール]
1944年フランス生まれ。1972-2004年までエティエンヌ芸術・産業グラフィック高等学院の版画部門教授を務める。1978年より、後にシテ科学産業博物館の研究員となるホエール・コーヴェストらと触図や触察本の共同研究を開始。制作を手がけた初の触察本『建築の鍵』は、1991年、シテでの同名の展覧会で視覚障害者の鑑賞補助に使われた。
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出演
クリスチャン・ベッシニュール(エティエンヌ芸術・産業グラフィック高等学院名誉教授、版画家)
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日時
8月7日(水)14:00~16:00(開場13:30)
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申込方法
当日先着順(13:30より受付開始)
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会場
当館講堂
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定員
150名
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参加費
500円 ただし障害者とその介助者は無料
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その他
企画協力:NPO法人視覚障害者芸術活動推進委員会、ギャラリーTOM