世田谷美術館美術大学通信講座②世田谷美術館美術大学通信講座②「自宅で毎日3分クロッキー」その26〈2025年描き初め募集〉

世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウイルス感染症拡大抑制のため、開催中止となった2020年より、このブログを通して「通信講座」をお送りしています。

今回の「自宅で毎日3分クロッキー」は恒例となっている「描き初め」のお誘いです。年の初めに心新たにクロッキーを描きませんか？次回の動画では皆様の「描き初め」をご紹介させていただきたいと思います。しばらくお休みされていた方も、まだ始めていない方も、この機会にいかがでしょう？
聞き手は当館普及担当の東谷です。

自宅で毎日3分クロッキー 第26回（約24分）
→「自宅で毎日3分クロッキー」をYouTubeで見る

【描き初めのお誘いと作品募集】
2025年1月1日に新しい年への思いを込めて「書き初め」ならぬ「描き初め」をおこないませんか？
1月1日元旦に描いたクロッキーを1枚お送りください。次回の動画にてご紹介させていただきます。
作品をお送りいただく場合こちらのイベントページから参加登録をお願いします。

「描き初めクロッキー」募集要項　※参加登録は上記イベントページにて
2025年1月3日(金)までに参加登録された方にご案内メールをお送りします。そのメールに以下の条件のクロッキーの写真を1枚添付して2025年1月6日(月)までにお送りください。

「描き初めクロッキー」ポイント
・2025年元日（またはお正月三が日）に描いた一枚をお送りください。
・簡単な、サラリと描いたメモのようなものでOKです。
・写真を見て描くことは避けてください。ご自身の眼で直接見て描くことが大切です。
・題材、画材、大きさも自由です。
・“作品化”する必要も、上手である必要もありません。
・ご送付の際は、適度に高画質な画像でお願いいたします。

毎食後に、愛猫のおなかを撫でるのが日課です。気持ち良さそうに陶酔する姿をクロッキーしようとしてペンを持ったら…。「ねえちょっと、手を止めないでニャ」

新月の翌日、夕方の西の空に光る、猫の爪のような細い月の美しさは格別です。地球照と呼ばれる、地球の反射光によって月の陰が淡く照らし出される姿も神秘的で素敵です。

初めて太陽を描きました。秋の昼下がり、淡い薄雲の向こうに透けて見える太陽は、月とは違う神々しさがあり、クロッキーしたいと思いました。


講師プロフィール
三宅 一樹（みやけ いっき）
彫刻家。1973年東京生まれ。多摩美術大学大学院博士後期過程修了、博士号取得。2003年より、世田谷美術館美術大学でデッサン・木彫などの講師を担当。
論文：2021年「純粋素描論」（『多摩美術研究 第10号』掲載）
近年の個展：2019年・2021年壺中居（日本橋）、2023年中村屋サロン美術館（新宿）など。

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