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セタビブログ

2018.09.22

宮本三郎記念美術館 夏のイベント報告 その1

宮本館での子ども鑑賞ワークショップの作品 展示風景

宮本館での子ども鑑賞ワークショップの作品 展示風景

世田谷美術館の分館・宮本三郎記念美術館は、学校が夏休みとなる期間に、4月3日より8月26日まで開催した「宮本三郎 親密な空間」展にちなんだ2つのワークショップをおこないました。
報告その1は、子ども鑑賞ワークショップ「31音の美術かんしょう文――みたこと、感じたことを伝えてみよう」についてのレポートです。

「宮本三郎 親密な空間」展(会期:4/3~8/26)…

「宮本三郎 親密な空間」展(会期:4/3~8/26)…


7月27日の午後、小学校3年生から中学生の参加者約10人と、鑑賞ナビゲーターの白鳥建二さん、歌人の天野慶さん、世田谷美術館のボランティア・鑑賞リーダー約10人が集まり、展示室での作品の鑑賞と、創作室での短歌の創作を、ぎゅっと3時間に詰め込んだ濃密な時間を過ごしました。

はじめに、全盲の鑑賞ナビゲーター・白鳥建二さんと、言葉で伝え合いながら展覧会を鑑賞。

子ども鑑賞ワークショップ 展示室での鑑賞の様子


その後、歌人の天野慶さんに、カルタのたのしみ、短歌の面白味を手ほどきいただきながら、参加者一人ひとりが感じたことを短歌によみます。
次に、自作のカルタ(読み札)を作り、最後に作品の絵柄を印刷したカードを絵札にし、カルタとりをおこないました。

子ども鑑賞ワークショップかるた取りの様子


参加者がよんだ短歌は、10月末まで、1階講座室の壁に展示しています。
9月8日(土)よりはじまりました「宮本三郎 装飾性の展開」展(会期:2018年9月8日(土)~2019年3月17日(日))とあわせて、ぜひご覧ください。

A.M

投稿者:A.M

2018.09.22 - 04:00 PM