世田谷の美術家たちの交流
世田谷美術館では向井潤吉(1901-1995)と同世代の作品を多数収蔵しています。彼らもまた向井と同様に、渡欧して勃興する新芸術の息吹を感じながら、古典技法を学ぶためにルーヴル美術館で摸写に励み、独自のスタイルを模索しました。本展では、宮本三郎(1905-1974)、小堀四郎(1902-1988)、後藤禎二(1903-1970) 、内田巌(1900-1953)などの作品を展示し、世田谷の美術家たちの交流もご紹介します。
【写真】後藤禎二≪バルトークの楽譜の前の馬鈴薯≫ 1968年
【写真】後藤禎二≪バルトークの楽譜の前の馬鈴薯≫ 1968年