アンリ・ルソーや素朴派の作品

フランスのラヴァルに生まれる。1871年よりパリ市入市税関に入り22年間勤める。1884年40歳頃から本格的に絵に取り組み、翌85年には初めてサロンに作品を送るが落選。以後毎年のようにアンデパンダン展に出品する。1906年頃画家ドローネ、ついで批評家ウーデと知り合い、アポリネール、ピカソ、画商ヴォラールなど当時の前衛的な画家および画商の注目を集めるようになる。

イタリアのテルニに生まれる。靴職人だった父にその技術を学び、靴のデザイナ―として、国際的なコンクールで多くの賞を受ける。一方テルニ市のオーケストラでは、何年にもわたってトロンボーン奏者を務めていたが、50才半ばで体を壊しトロンボーンを断念、一転して絵を描くようになる。

フランスのアドルに生まれる。子供の頃から描くことが好きで中学時代にデッサンを学ぶ。18歳で郵便局職員となり、郵便配達のかたわら絵を描き続けた。退職後絵画に専念し、モンマルトルの街頭で絵を並べた。そして批評家ビング＝ボドメルやウーデによって注目され、1929年に「聖なる心の画家」展に出品された。