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終了

1989.07.02 - 08.27

東と西の架け橋―風土と芸術
セント・アイヴス展

開催概要

セント・アイヴスは、イギリス南西部コーンウォール地方の小さな港町です。1920年代初め、バーナード・リーチと浜田庄司が東と西の伝統に学びつつ、真の民衆のための陶器をつくり始めて以来、この地は民芸運動の聖地として知られてきました。一方で19世紀後半を過ぎると、多くの芸術家たちがこの地に「アーティスト・コロニー」(芸術村)を形成し始めました。とりわけ1930年代以降、構成的な抽象表現を追及したベン・ニコルソン、バーバラ・ヘップワース、ナウム・ガボ、さらない戦後において、この地の風土に深く根ざした独自の抽象絵画を生み出したピーター・ラニヨン、ロジャー・ヒルトン、パトリック・ヘロン、テリーフロストらは、この地を舞台に国際的な活躍をくり広げました。また、素朴画家としてのアルフレッド・ウォリスの存在も忘れることができません。本展は日英のコレクションからよりすぐった絵画、彫刻、陶芸160点余でセント・アイヴスの風土と芸術をあますところなく紹介するものです。

基本情報

会期:
1989年7月2日(日)〜8月27日(日)
開館時間:
10:00~18:00(入場は17:30まで)
休館日:
毎週月曜日
会場:
世田谷美術館 展示室

開催概要

セント・アイヴスは、イギリス南西部コーンウォール地方の小さな港町です。1920年代初め、バーナード・リーチと浜田庄司が東と西の伝統に学びつつ、真の民衆のための陶器をつくり始めて以来、この地は民芸運動の聖地として知られてきました。一方で19世紀後半を過ぎると、多くの芸術家たちがこの地に「アーティスト・コロニー」(芸術村)を形成し始めました。とりわけ1930年代以降、構成的な抽象表現を追及したベン・ニコルソン、バーバラ・ヘップワース、ナウム・ガボ、さらない戦後において、この地の風土に深く根ざした独自の抽象絵画を生み出したピーター・ラニヨン、ロジャー・ヒルトン、パトリック・ヘロン、テリーフロストらは、この地を舞台に国際的な活躍をくり広げました。また、素朴画家としてのアルフレッド・ウォリスの存在も忘れることができません。本展は日英のコレクションからよりすぐった絵画、彫刻、陶芸160点余でセント・アイヴスの風土と芸術をあますところなく紹介するものです。

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