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カテゴリー:榮久庵憲司とGKの世界
ゲスト:榮久庵憲司氏 (GKデザイングループ会長)
「榮久庵憲司とGKの世界」展の関連し、インダストリアルデザイナーであり、GKデザイングループ会長の榮久庵憲司さんのインタビューをご紹介します。
展覧会のために収録し、美術館内で上映しているものの一部です。本編は、二回に分けてお送りいたします。
第二回目の今回は、榮久庵さんが唱える道具の思想について語っていただきました。
「榮久庵憲司とGKの世界」
2013年7月6日(土)~9月1日(日)
PLAY(赤い三角印)をクリックして再生してください。
ご利用方法について(※PCでお楽しみください)
ゲスト:榮久庵憲司氏 (GKデザイングループ会長)
「榮久庵憲司とGKの世界」展の関連し、インダストリアルデザイナーであり、GKデザイングループ会長の榮久庵憲司さんのインタビューをご紹介します。
展覧会のために収録し、美術館内で上映しているものの一部です。本編は、二回に分けてお送りいたします。
第一回目の今回は、GKというグループはどのように生まれたのか、また榮久庵さんはリーダーだったのかという質問にお答えいただきました。
「榮久庵憲司とGKの世界」
2013年7月6日(土)~9月1日(日)
PLAY(赤い三角印)をクリックして再生してください。
ご利用方法について(※PCでお楽しみください)
7月6日に〈榮久庵憲司とGKの世界〉がオープンしました。当ブログでもご紹介いたしました通り、展示の最後のパートには幻想的な蓮の池のインスタレーション作品〈池中蓮華〉が設置されています。蓮池に降り注ぐ色彩が移り変わり、壁面に投影された〈道具寺道具村〉の夜空には月がのぼり、おりてゆく。青く浮かびあがる空間でゆっくりとした時間を過ごし、インダストリアルデザインというジャンルの持っている可能性に想いを巡らしてみてはいかがでしょう。
さて、本展覧会がEテレの「日曜美術館」のアートシーン(9:45~/20:45~)で紹介されます。放送予定日は7月28日(日)です。榮久庵憲司氏も出演されますので、ぜひ展覧会と合わせてご覧ください。
蒸し暑い日々が続いておりますが、皆様お元気でいらっしゃいますか?当館へ徒歩でお出かけの際には、どうぞ熱中症にお気を付け下さいませ。
さて、先日、当館受付に「芝生の管理について話がしたい」と、突然来館した年配の男性がいらっしゃいました。切羽詰まった表情から、どんなお話が出てくるのか、心配しながら伺いましたところ、当館の芝生の手入れをしている係員が、雑草と間違えて“ネジバナ”を抜いているので、どうか残してはもらえないかというお話でした。
そこで、芝生管理担当者と一緒に、芝生に出て確認して見ると、そこには、ピンク色の可憐な小花がらせん状に咲く“ネジバナ”が佇んでいたのでした。
それを見た芝生管理担当者は、すぐに芝生の手入れをしていた係員に、ネジバナを残すようお願いし、それを聞いた年配の男性は、安心して去っていきました。なんて心優しい男性なのでしょう。
ちなみに、“ネジバナ”の花言葉は、「思慕」だそうです。世田美の“ネジバナ”たちは、自分たちの命を救ってくれたこの男性を、恋しく思っているに違いありません。“ネジバナ”に代わって御礼申し上げます。
そして、ミュージアムショップでは、榮久庵憲司氏率いるGKデザイングループのアイテムを各種取り揃えて皆様のお越しをお待ち申し上げております。
本日、ご紹介させて頂きますのは、3種のイラストが描かれたトートバッグ(1,300円)です。
ひとつ目は、1961年に発売以来、世界中で親しまれている「しょうゆ卓上びん」の縦型トートバッグ(写真中央)、二つ目は、「赤とんぼ」の愛称で親しまれたヤマハ発動機の第1号車「YA-1」の横型トートバッグ(写真左)、三つ目はインダストリアルデザインを通じた「GKのかたち」が生まれたという、ヤマハ「HiFiチューナーR-3」の横型トートバッグ(写真右)です。
厚手のキャンバス地でできているので、とても丈夫で、マチが10cmとA4サイズの書類や本もすっぽり入ります。カジュアルなお出かけや、ビジネスのセカンドバッグにお持ちになってはいかがでしょうか?
ミュージアムショップは、観覧チケットをお持ちでないお客様でも、ご自由にお入り頂けますので、是非お寄りくださいませ。ショップスタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。
いよいよ7月6日(土)から「榮久庵憲司とGKの世界――鳳が翔く」展がはじまります。本展は、皆さんお馴染みのしょうゆ卓上びんやのバイクのVMAXなどのデザインをてがけてきた榮久庵憲司氏が率いる、インダストリアルデザインを専門とするグループGKのデザインの仕事を紹介する展覧会です。この展覧会では、これまでのGKの仕事を振り返るだけでなく、GKが提案する未来像も紹介されます。
GKデザイン活動の根底に流れるモダンデザインと東洋思想の融合は、本展の展示作品にも示されます。展示室の最後のコーナーには、展覧会の副題にもなっている鳳(おおとり)が飛翔する蓮華の池が現れます。この池の準備作業が当館の講堂で行われています。池に浮かぶ真っ白なハス約1700本は、GKのスタッフの方の手植え(?)です。土台に一本ずつ挿していきますが、これが結構力がいり、人海戦術といったところです。
講堂の階段状の椅子の上に並ぶハスの群落もなかなかの趣きではありますが、この後、これらのハスたちは展示室へ移されます。そして闇の中で光に照らされ、青白く浮かび上がる蓮華の群落の幻想的な世界へと変貌します。まさに「デザインのユートピア」となった蓮華池を是非ご覧いただければと思います。