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カテゴリー:エドワード・スタイケン写真展
現在開催中の企画展「エドワード・スタイケン写真展」。4月7日までの会期も残すところあとわずかとなりました。
本展は、スタイケンがコンデ・ナスト社の主任写真家として撮影したファッション写真やポートレートの仕事を一堂にご紹介するものです。しかしスタイケンといえば、こうした商業写真界における成功もさることながら、若き日に傾倒した絵画主義的な写真作品や、後年、ニューヨーク近代美術館(MoMA)に写真部門長として迎えられてからのキュレーターとしての活躍についても広く知られるところです。後者の功績として最もよく知られるのは「ザ・ファミリー・オブ・マン(The Family of Man)」展の企画でしょう。アーヴィング・ペンやアンリ・カルティエ=ブレッソンらを含む、273か国の写真家たちによる503点の写真により人間の普遍的な営みをテーマに構成した展覧会は、1955年のMoMAでの開催を皮切りに8年間をかけて世界各国を巡回しました。
現在開催中の「エドワード・スタイケン写真展 モダン・エイジの光と影 1923-1937」。チラシやポスターのデザインをご覧頂くと、美しいレース越しに射抜くような眼光を放つグロリア・スワンソンのまなざしの傍ら、英語で記されたタイトルが目に入るのではないでしょうか―「Edward Steichen in High Fashion(エドワード・スタイケン・イン・ハイ・ファッション)」。