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カテゴリー:メキシコ20世紀
8月9日、展示室にフリーダ・カーロの「メダリオンをつけた自画像」と同じ服装をした美女が現れました。展示室は一時、騒然。
実はこれは、「メキシコ20世紀絵画展」の関連ワークショップ「好きなものに囲まれた自分の顔を版画にしよう」の中でおこなわれたパフォーマンスでした。モデルはワークショップの講師のお嬢さんです。
この衣装は、メキシコ、オワハカ州テワンテペック、サポテク族の祝祭用の衣装だそうです。教会での式―たとえば結婚式などに着用するものだとか。着方がちょっと変わっていて、ブラウスの両肩にあたる部分を縦に、衿明きの部分から顔を出すのです。
もとは難破船から発見されたベビードレスを利用したところから始まったという話です。なるほど、衿明きの上下には袖と思える飾りもついています。
「メキシコ20世紀絵画展について」
ゲスト:加藤薫先生(神奈川大学教授、美術評論家)
ナビゲータ:野田尚稔(本展担当学芸員)
特別展「メキシコ20世紀絵画展」についてアドバイザーとしてご協力いただいた加藤薫先生にお話を伺いました。
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<メキシコ20世紀絵画展>は、連日、熱心なお客さまにご来館いただいております。さて、展覧会が始まると、担当者は準備の期間にいろいろと机の周りに溜まったものを整理しなければなりません。かといって、大事な書類を捨ててはいけないので、キチンとファイリングして、山のようなコピー用紙はリサイクルへと分別し、とすると、この3色の板が出てきました。
展覧会をご覧になった方は、この3色にピピンと来るかもしれません。そう、壁の色の見本です。
今回の展覧会は壁を3色に塗り分けています。色のチップを見ながら同僚の学芸員と施工会社さんと相談して、候補の色をいくつか決め、何回か話し合いました。最後はベニヤ板に調合した塗料を塗って、実際に展示室の光でどう見えるかを確かめてから、決定したのです。
もう使う必要はないので、いらないといえばいらないのですが、なんだか捨てるに忍びないので、まだ少し、手許に残しておくかもしれません。
みなさん、こんにちは。梅雨も明けて、夏に突入しましたね。
今年はメキシカンな夏~♪
世田谷美術館では、「メキシコ20世紀絵画展」が始まり、そしてメキシカンな夏休みイベントも続々と始まっております。
ところで、みなさん、世田谷美術館に併設したフレンチレストランをご存じですか?
今回は、メキシコ展スペシャルということで、松村シェフが腕をふるい特別メニューをつくりました!!
先週スタートした「メキシコ20世紀絵画展」、おかげさまで熱心なお客様にたくさんお越しいただいております。
7 月11日は展覧会アドバイザーの加藤薫先生(美術評論家、神奈川大学教授)のレクチャー「メキシコ絵画の魅力」がありました。あれよあれよという間に客席は満席。氷河期、人類がシベリアから北米大陸 経由でメキシコにたどり着く頃から説き起こす先生のお話は壮大そのもので、複雑で豊かな歴史を背景とするゆえにメキシコの20世紀美術が放つ魅力について学べる、濃密なレクチャーでした。
7月6日(月)の休館日、NHKのアートエンターテイメント番組「迷宮美術館」の収録が世田谷美術館で行われました。
この番組は、毎回名画に秘められた謎をクイズ形式で解き明かしていくというもので、今回は、現在開催中の「メキシコ20世紀絵画展」の作品がとりあげられることになりました。
世田谷美術館ミュージアム・ショップでは、美術館での感動を持ち帰って頂きたいという思いから、「アートに出会える、もうひとつの展示室」を目指しています。
展覧会の図録や作品集のほかにも、世田谷美術館に収蔵されている作品をもとにデザインされたオリジナルグッズやポストカードなど、たくさんのグッズを取り揃えています。
数々の人気商品の中でも不動の人気を誇るのは、やはり「ルソーキャンディ」。
現在、第一期収蔵品展「人のかたち、人の想い」展示されている、アンリ・ルソー「フリュマンス・ビッシュの肖像」をモチーフにした金太郎飴です。
なんとも愛嬌のある、この可愛らしい飴の「とりこ」になる人も多く、新聞や雑誌のミュージアム・グッズ特集に頻繁に掲載されるなど、当館のミュージアム・ショップのまさに顔!と言っても過言ではないでしょう。
また、企画展ごとにショップの雰囲気がガラッと変化してしまうことにお気づきのお客様もいらっしゃるかもしれません。
企画展の内容に合わせて店頭のラインナップを大幅に替え、ショップの雰囲気を一新しています。
書籍やグッズのみならず、BGMまで展示に合わせて選び、お客様をお迎えしています。
7月4日から開催中の「メキシコ20世紀絵画展」。カラフルな色彩に溢れるグッズを取り揃えた「もうひとつの展示室」も、どうかお楽しみ下さい。
白い壁に、作品が点々とならぶ静謐な空間―たぶん、これが一般的な「美術館」イメージだと思います。
確かに、完成してしまった展覧会場は、お行儀のよい顔で静かにお客様をお迎えしますが、その会場をつくっている最中はにぎやかそのもの。ベニヤ板などの資材が山と積まれ、大工さんや経師屋さんがおおぜい入り、トンカチの音が響いてペンキの匂いが充満する、そんな活気あふれる現場なのです。
7月4日から始まる「メキシコ20世紀絵画展」は、今まさに会場づくりの真っ最中。そしてこの会場が、ちょっと変わっています。ふだんは白くて四角い展示空間のあちこちに、高さ4.5メートルもの壁面が、ちょうど迷路をつくるように次々と建てられ、まさに迷宮をさまよう感覚になるしかけ。
しかもその高い壁一面に、今回は赤や緑のペンキが塗られていきます。クラクラするような、ドラマティックな舞台装置にも思えてきます。
この舞台装置のなかに、いよいよ作品が置かれるのは数日後。展覧会オープンまで秒読みです。
7月4日から8月30日まで<メキシコ20世紀絵画展>を開催します。現在、その準備の真っ只中で、日本とメキシコのお国柄の違いを体感する日々であります。
今年の1月にこの展覧会の出品交渉のためメキシコ・シティに出張してきました。真冬だったのですが、日中は半袖シャツで歩けるぐらい暖かく、気候も日本とまったく違います。