Ars cum natura ad salutem conspirat

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暮しを豊かにする昭和の懐かしのレシピから


昨年放送されたドラマ「とと姉ちゃん」の影響もあって、「花森安治の仕事―デザインする手、編集長の眼」展は、毎日多くのお客様にご来場いただいています。

当館の併設レストラン「ル・ジャルダン」では、会期中、花森の装幀により暮しの手帖社から出版されたお料理のレシピ集『一皿の料理』と現在も販売中の『おそうざい風外国料理』に掲載されているレシピをアレンジした特別メニューのコースを企画しています。昭和の食卓に豊かさを提案したお料理は、現在も魅力的です。

『一皿の料理』のシャリアピン・ステーキは、すりおろした玉ねぎに漬け込むことで、柔らかくなった牛の赤味を堪能できる一皿です。仕上げのマデラ酒をプロの技で利かせるのが、レストランならではかもしれません。

メーンのステーキはそのままで、スープとオードブルを少し替えて、3月11日までの第1弾(上の画像)と3月12日からの第2弾(下の画像)で、1日限定20食をご用意。

パンとコーヒー(または紅茶)に、春らしいピンクが鮮やかな、口いっぱいにイチゴの香りがふわっと広がるムースのデザートつきです。(税込3400円)


一皿によって、日々の暮しが楽しくなる『暮しの手帖』のお料理。展示されている作品とともにゆっくりと味わってみてはいかがでしょう。


その後…

特別メニューの第2弾が始まりましたので、追記してお知らせいたします。

オードブルとスープがさらに春を感じるメニューに変わりました。

桜の開花までもう少し。お料理から春の予感をお楽しみください。


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