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現在、世田谷美術館で開催された開館以来30年間分の企画展から、皆さんの思い出の展覧会を選んでいただく、「あなたの思い出の展覧会」。
選んでいただいた展覧会とともに寄せられた思い出のエピソードの一部をご紹介させていただきます。(順不同)
開館記念展「芸術と素朴」(1986年)
1986年は、社会人1年目。しかも大阪から東京にきたばかり。全く知らない東京で、右往左往しながら ようやく開館したての世田谷美術館に来ました。当時は素朴派と言えば、アンリ・ルソーしか知らなかったので、世田美の提言する「素朴」のカテゴリーが、すごく広いということにびっくりしました。ジャンルに捉われないアートの楽しみ方があることを初めて知りました。(50代 男性)
「アンソニー・グリーン展」(1988年)
新しい発見を作者といっしょにしている喜びがあることを覚えています。今でも鮮明に覚えています。(50代 女性)
「世界四大文明 メソポタミア文明展」(2000年)
「私が初めて子供を出産した年の展覧会でした。親友がそんな私に声をかけて子供とべったりな環境から連れ出してくれ、久しぶりに心が会報され、美術を楽しめて幸せな気持ちになりました。(ハートマーク)ハンムラビ法典も見れてよかったです。(40代 女性)
「佐藤忠良展 ある造形作家の足跡」(2010‐2011年)
亡き母と久しぶり会って、2人で世田谷美術館に来た頃を思い出しました。30年くらい前です。髙山辰雄展だったかもしれません。自分の人生の歴史と重なる気がします。(50代 女性)
皆様、素敵なエピソード有難うございました。
各展覧会の概要は当館ホームページのこれまでの企画展をご覧ください。
まだまだ、ご紹介したいエピソードがたくさん寄せられていますので、また次回ご紹介させていただきます。