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アーカイブ:2016年02月
「ファッション史の愉しみ」展の関連イベントとして、毎週土曜日に「プリンセス☆クリノリン☆スタイル」を開催しています。
クリノリン・スタイルとは、19世紀後半に大流行したワイヤーでスカートを巨大に膨らませるスタイルです。
今回試着できる衣装は、神戸ファッション美術館と東京家政大学からお借りしてきたもので、大人用は赤のドレス、緑のドレスの2着、子ども用は小学生用のチェック柄のドレス、幼児用の赤のドレスと計4着あります。
おひとり、5分程度、この衣装をつけてエントランスホールを歩くことができます。
歩くたびにフワンフワンとスカートがゆれるこの感じ、女子なら気分が上がること間違いなし。
基本的に、こちらでご用意しているのはスカート部分だけなのですが、当館のボランティア=鑑賞リーダーに呼びかけて集めた、帽子やショール、髪飾りなど、それらしき上着やアイテムも若干ご用意しています。
19世紀の貴婦人になりきって、大理石のエントランスホールを優雅に歩いてみませんか?記念撮影もご自由にどうぞ。
いつの時代も人々を魅了し、流行とともに変化を遂げてきたファッション。石山彰氏は、研究者として日本での西洋服飾史研究を牽引する一方、ファッションに関する世界各国の文献など、資料の蒐集に力を注ぎました。