Sun | Mon | Tue | Wed | Thu | Fri | Sat |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |
アーカイブ:2015年06月
本展のチラシの表面に掲載している、金地の上に徹底した細密描写で様々な種類の菊が描かれた、速水御舟《菊花図》(1921年制作)の四曲一双の屏風作品は、後期展示の目玉といってよいでしょう。この作品を制作するために御舟は、実際の菊を前にして、鉛筆と水彩で、まるで北方ルネサンスの画家・デューラーを思い起こさせるような丹念な写生を行っています。後期展示では、この《菊写生帳》(1920年制作、滋賀県立近代美術館蔵)も併せてご覧いただけます。
そのほか、多数の作品が入れ替わって新たに展示されていますので、前期展示をご覧くださった方も、是非またお出掛けいただければ幸いです。なお、本展有料チケットの半券のご提示で、会期中の2回目以降の観覧が団体料金となるリピーター割引もご利用ください。