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アーカイブ:2014年12月
2階のアートライブラリーでは、開催中の企画展「難波田史男の世界―イメージの冒険」展に関連する図書コーナーを設けています。今回は16冊を用意しました。
作家活動15年と聞くと長いとは言えない期間ですが、難波田史男は32歳で他界するまでに2000点もの作品を残しました。彼は日記を綴っていた時期があり多くの言葉も残しています。それらをまとめた本『終着駅は宇宙ステーション』(幻戯書房)からは、大変な読書家であった知的な姿が窺えます。自分の顔についてのコンプレックス、トーストが好きなこと、思いを寄せる女性についてのことなど、いかにも若者らしい記述もあります。絵を描き始める前には、この日記が自己表現の手段であったようです。