Ars cum natura ad salutem conspirat

アーカイブ:2014年06月


本来の色彩を取り戻したモネの《ラ・ジャポネーズ》


6月28日(日)より「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム」展が始まりました。

オープン前日の報道内覧会では、今回の注目作品クロード・モネ作《ラ・ジャポネーズ(着物をまとうカミーユ・モネ)》(1876年制作)を一年以上かけて修復を行ったボストン美術館 西洋絵画修復室の修復師アイリーン・コネファル氏が、作品を前に、今回の修復の要点を解説くださいました。(詳しい内容は展覧会初日の講演会でお話しいただきました。)


「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」28日開幕です!


お待ちかねのみなさま、当館では6月28日(土)からいよいよ「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」が始まります!会場設営も大詰めとなり、みなさまをお迎えする最終的な準備を整えているところです。

「華麗なる」と題する通り、ボストン美術館からやってきた約150点は豪華で見応えのある作品ばかり。約1年間の修復を経て世界初公開となる《ラ・ジャポネーズ》を楽しみにしてくださっている方も多いかと思いますが、それ以外にもみどころは盛りだくさんです!

展示室の様子は実際にご覧になる際のお楽しみにしていただくとして、ここでは展示室入口の様子を少しだけお見せしますね。


宮本三郎記念美術館、アニバーサリーイヤーです!


サッカーワールドカップが開幕しましたね!

オリンピックやワールドカップなどのニュースを聞くたびに、4年前はどうしていたかしら…と振り返って、決まってさいごには4年はあっという間だなぁとじみじみしてしまいます。

みなさんがふと立ち止まって振り返りたくなるときはいつですか?


宮本三郎記念美術館はまさに今年が、振り返るにふさわしい年となりました。

2004年の開館以来、おかげさまで10年目を迎えます!


これまでに開催した展覧会は29回、4000点近くの豊富な収蔵作品の調査・研究に基づき、多岐にわたるテーマに沿って展示を行ってきました。

今年はアニバーサリーイヤーにふさわしく、作家の約50年にわたる画業を初期から晩年まで3つの時期にわけて回顧する展覧会を開催しています。現在は第Ⅰ期展として1920年代から1930年代の作品と、宮本が携わった雑誌の表紙絵や挿絵の仕事をご紹介中です。年代によってガラリと作風が変わるのも宮本三郎作品の魅力のひとつです。どの会期もお見逃しなく!


さて、以前のブログでもご紹介しました宮本三郎の後頭部の自画像、この人もなんだかこちらを振り返りたそうです。


詳細はこちらから



10周年ですから、気になることもいろいろとあるでしょう。その気持ち、よくわかります。しかしあまり振り返ってばかりいると、思わぬところでつまづいてしまうかもしれません。ふたたびこの時を振り返るその日まで、しっかりと前をみて歩むための再スタートの1年を、みなさんにご覧いただけたらと思っています。



宮本三郎記念美術館では、これまで展覧会のほか、ワークショップ、講演会、コンサートなど、さまざまな催しも行ってきました。


催しもの情報はこちらから


今年は10周年ならではのイベントも準備中です。

詳細は宮本三郎記念美術館のホームページ等で随時ご紹介する予定ですのでどうぞお楽しみに!


冷たいお茶をご用意してお待ちしております!


暑さが本格化する6月、清川泰次記念ギャラリーでは、小展示室内に冷たいジャスミンティーを無料でご用意させていただいております。

お使いいただくグラスは、清川泰次がデザインしたものです。


現在開催中の展覧会では、

「清川泰次 - かたちの変遷」と題し、

清川泰次(1919-2000)の初期の写実的な表現から、晩年の幾何学的なかたちで構成された作品まで、油彩作品など約15点にデッサンを加え、清川泰次のかたちに対する捉え方の変遷をご紹介しています。

また、小展示室では、清川が大学生時代に撮影した昭和10年代のモノクロ写真も併せてご紹介しています。


涼しい建物の中で、ゆったり芸術に触れて、リラックスなさってはいかがでしょうか?

皆様のご来館を心よりお待ちしております。


■現在開催中の展覧会■

「清川泰次 - かたちの変遷」

(7月27日[日]まで)

交通=小田急線「成城学園前駅」南口より徒歩3分



セタビカフェ「華麗なるジャポニスム展」限定コラボメニュー


世田谷美術館では6月8日までの展覧会「桑原甲子雄の写真 トーキョー・スケッチ60年」が無事に会期を終了いたしました。多くのみなさまにご来場いただき、どうもありがとうございました。

さてさて、28日からは当館での久しぶりの1、2階の展示室を使っての大型展となる「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」がいよいよ幕開けとなります!オープンに向け、準備は本格化しつつありますが、当館セタビカフェでもみなさまをお迎えする準備を整えているところです。

開催に先立ち、会期中にセタビカフェで販売する、ボストンにちなんだ地ビールとアメリカンフードの限定コラボメニューをお披露目したいと思います!


ミュージアムコレクションもみどころが満載!


あっという間に6月に入り、夏のような強い日差しが続く毎日ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

世田谷美術館の1階展示室では『桑原甲子雄の写真 トーキョー・スケッチ60年』が開催中ですが、2階展示室ではミュージアムコレクションが同時開催中!こちらも見逃せない内容となっています。今回は、ミュージアムコレクションより「陶芸家・吉田喜彦展」と「沖正一郎 鼻煙壺コレクション」について、お届けしたいと思います。


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