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世田谷美術館分館清川泰次記念ギャラリーは、
2003年11月1日にオープンして以来
多くの皆さまに支えられ、今年で開館10周年を迎えます。
長年に渡り清川泰次が生活と創造の場としていた住居兼アトリエで
これまでに行った展覧会の数は
現在開催中のものを含め30回に及び、
抽象絵画の表現を独自に追求した清川泰次の画業を、
毎回様々な視点、テーマでご紹介してきました。
大きな節目を迎えた今年、
これまでの感謝の気持ちを込めて無料観覧日を設けました。
11月1日(金)から4日(月・振替休日)の4日間は
どなた様でも無料でご覧になれますので、
皆さまお誘いあわせの上ぜひお越しください。
現在開催中の展覧会では、
「清川泰次の世界Ⅱ 帰国、そして再びアメリカへ」と題し、
1954年、3年間のアメリカ生活を終えて帰国した清川泰次が
1963年に再び渡米し制作活動に専念した、
1960年代の作品を中心に約20点をご紹介しています。
1919年に浜松で生まれた清川泰次が
戦後間もない1951年、自由と真の抽象絵画を追い求め、
並々ならぬ決意で渡米した先で得たものは何だったのでしょうか。
帰国後、精力的に国内で制作活動に専念した彼の作風は
どのように変わったのでしょうか。
彼の愛したアトリエで清川泰次の魂の一部をぜひ感じ取ってください。
■展覧会インフォメーション■
『清川泰次の世界II 帰国、再びアメリカへ』(12月1日〈日〉まで)
月曜休館(ただし、祝・休日と重なった場合は開館、翌日休館)
入館料:一般200円、大高生150円、65歳および中小生100円
11月1日(金)から4日(月・振替休日)までの4日間は観覧無料
交通=小田急線「成城学園前」駅南口より徒歩3分