Ars cum natura ad salutem conspirat

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GKデザインのトートバッグはいかがでしょうか?


  蒸し暑い日々が続いておりますが、皆様お元気でいらっしゃいますか?当館へ徒歩でお出かけの際には、どうぞ熱中症にお気を付け下さいませ。


 さて、先日、当館受付に「芝生の管理について話がしたい」と、突然来館した年配の男性がいらっしゃいました。切羽詰まった表情から、どんなお話が出てくるのか、心配しながら伺いましたところ、当館の芝生の手入れをしている係員が、雑草と間違えて“ネジバナ”を抜いているので、どうか残してはもらえないかというお話でした。


 そこで、芝生管理担当者と一緒に、芝生に出て確認して見ると、そこには、ピンク色の可憐な小花がらせん状に咲く“ネジバナ”が佇んでいたのでした。

 それを見た芝生管理担当者は、すぐに芝生の手入れをしていた係員に、ネジバナを残すようお願いし、それを聞いた年配の男性は、安心して去っていきました。なんて心優しい男性なのでしょう。


 ちなみに、“ネジバナ”の花言葉は、「思慕」だそうです。世田美の“ネジバナ”たちは、自分たちの命を救ってくれたこの男性を、恋しく思っているに違いありません。“ネジバナ”に代わって御礼申し上げます。


  そして、ミュージアムショップでは、榮久庵憲司氏率いるGKデザイングループのアイテムを各種取り揃えて皆様のお越しをお待ち申し上げております。


 本日、ご紹介させて頂きますのは、3種のイラストが描かれたトートバッグ(1,300円)です。

 ひとつ目は、1961年に発売以来、世界中で親しまれている「しょうゆ卓上びん」の縦型トートバッグ(写真中央)、二つ目は、「赤とんぼ」の愛称で親しまれたヤマハ発動機の第1号車「YA-1」の横型トートバッグ(写真左)、三つ目はインダストリアルデザインを通じた「GKのかたち」が生まれたという、ヤマハ「HiFiチューナーR-3」の横型トートバッグ(写真右)です。


 厚手のキャンバス地でできているので、とても丈夫で、マチが10cmとA4サイズの書類や本もすっぽり入ります。カジュアルなお出かけや、ビジネスのセカンドバッグにお持ちになってはいかがでしょうか?


 ミュージアムショップは、観覧チケットをお持ちでないお客様でも、ご自由にお入り頂けますので、是非お寄りくださいませ。ショップスタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。


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