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みなさん、ユーゴスラビアってご存知ですか。
イタリアとギリシアの間にかつてあった国家、ユーゴスラビア社会主義連邦共和国は、6つの共和国と2つの自治州からなる多民族による社会主義の国でした。1991年より共和国の相次ぐ独立のため、民族紛争が約10年間続き、消滅しました。
ユーゴスラビア文学を研究している、山崎佳代子さんは、その紛争の折も、首都ベオグラードに家族と留まり、ユーゴスラビアの人々と国を見守ってきました。紛争に巻き込まれた人々にインタビューし、それを一冊の本にまとめたり、紛争体験を「詩」という形で表現してきました。
今回、山崎佳代子さんの詩の朗読会を宮本三郎記念美術館で開催いたします。小さい身体からあふれでる思いを、自らの詩で、自らの、美しく、力強い肉声で表現します。
「精霊が宿った」ような、その朗読を是非聞きに来てください。
■山崎佳代子による詩の朗読会「鳥たちのために」
【日時】2012年11月24日(土)14:00-(13:30開場)
【場所】宮本三郎記念美術館
詩人が肉声で自作を朗読します。ユーゴスラビアの10年にわたる
紛争の悲喜を目のあたりにした詩人の言葉から、「平和」について
考えてみませんか。
※詳細は、こちらの宮本三郎記念美術館HPをご覧ください。