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開催中の「対話する時間」展では、展覧会の最後の部屋を「体験・ワークショップコーナー」としています。
このコーナーでは、見知らぬ来館者同士の「対話」を狙いとし、「見知らぬあなたからの手紙~青い鳥に託して」というイベントを行っています。
展覧会を見た後、来館者から他の来館者へ宛ててお手紙を書くという趣向です。
現在、壁いっぱいにお手紙が貼り出されています。
表面に宛先と差出人、手に取ってめくると裏面にメッセージが書かれています。
お手紙は、壁に留めてあるダンボール製の葉っぱに挟み込むのですが、この830枚の葉っぱは当館ボランティア=鑑賞リーダーの手作りです。一人当たり何十枚と切り抜いていく間に飽きてきたからか、いたずら心か、時々ヒョウタンやキノコ、ネコやヨットなど葉っぱ以外の切り抜きもあります。それを探すのも一興。
さて、思わぬ人気をいただき、現在お手紙は830枚の葉っぱにほぼ満席状態です。ずらっと並んだ表書きを見ると「初めて美術館に来た人へ」「タレルの体験をした人へ~予約が取れなかったものより」「現代美術が好きな人へ~嫌いなものより」「勉強しろと言われてる人へ」「小学生へ」「こどもを持つお母さんへ」「何かに悩んでいる人へ」など当館や本展に関係あるものもないものも、一見ないようであるものも、実に様々なお手紙が届いております。
830枚のお手紙全てを見るのはたいへんですが、宛先にふと思い当たるものを感じたら、それが自分宛のお手紙なのです。
このコーナー、醍醐味は実は「お返事」です。自分宛のお手紙を見つけたら、それにお返事を書き、元の手紙の後ろに挟み込んでいきます。既に、お返事は続々と来ています。
「体験・ワークショップコーナー」は展覧会の最後の部屋に位置づけられていますが、このコーナーだけなら無料ゾーンとなっています。当館エントランスホールの階段を上がり、左へ入ると直接このコーナーに来ることができます。
お手紙を書いた方、お返事が来ているかもしれませんよ。11月11日までの展覧会会期中、是非とも繰り返し、このコーナーに足をお運びください。