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3月31日、4月1日、セタビのリオープンはさくら祭で始まりました。
さくら祭は、フリーマーケットに出店に抽選会にと、美術館のイベントというよりは、なにやら商店街のイベントのようで、「なんで美術館で?」と言われることもしばしばなのですが、実はとてもセタビらしいイベントなのです。
このイベントがボランティアの方の発案で始まったことは、だいぶ前にこのブログでもご紹介いたしましたが、今でも、準備、運営のほとんどをボランティアの方が担っています。当日の運営はもちろん、景品のラッピングや4000枚近い抽選の三角くじを折ったり、ワークショップの企画をしたり、準備をしたり…。
セタビを大切に思ってくださる方々が、この美術館を訪れるすべての方への歓迎と感謝の気持ちを込めた手作りのイベント、それがさくら祭なのです。
ご事情で、今はなかなか普段美術館にいらっしゃることのできない方も、年に1度、このときばかりはと駆けつけてくださいます。体調を崩されている方などからは「さくら祭までには復帰します!」といったご連絡もよくいただきます。実際、そういった方々のお顔をさくら祭で見ることができるのも楽しみのひとつなのです。
今年のさくら祭にご協力くださったボランティアの方は、なんと2日間で延138名でした。
また、ライブの主演者やワークショップの講師、そしてフリーマーケットを出店される方なども、すべて日頃からセタビを愛し、支えてくださっている方々です。
今年は、初日がおりしも暴風雨となってしまい、初の館内開催となり、お客様こそ少なかったのですが、セタビを愛するたくさんの方たちの笑顔でリオープンを迎えられたことを心から嬉しく思います。
エイブル・アート・アワード(障がいを持つアーティストへの支援)のチャリティも2日間で84870円となりました。
皆様、ありがとうございました。これからもセタビをよろしくお願いいたします。