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先日、宮本三郎記念美術館と取り引きのある書店さんが
話していました。
「いい図録本があっても、最近は昔のようには売れませんね。
パソコンなんかで、簡単に
綺麗な絵が見られるようになりましたからねえ。」
それでも、いつ実物の作品に会えるだろうか…などと考えながら
一枚ずつゆっくりと、本のページをめくる時の高揚感は
デジタル画像では、味わうことはできないものでしょう。
さて、
宮本三郎《歌い手》を鑑賞したある中学生が
こんな感想を、話してくれたことがありました。
「すごいエネルギー!
ドレスが、画面の外にとび出したがっていた。」
みずみずしい感性がうらやましいほどですが、
このような感想は、デジタル画像からも、
さらには図録本からでさえも、生まれないものと思います。
実物の作品を目の前にしたからこそ、と思います。
私たち美術館も、3月が年度末となります。
この一年も、たくさんのお客さまにご来館いただきました。
ありがとうございました。
宮本三郎記念美術館は、ただいま展示替えのため
休館しております。
そして間もなく、4月3日より、新しい展覧会が始まります。
ぜひ、実物の作品を美術館でご堪能ください。
皆さまのご来館を、お待ち申し上げております。
■「同時代の二人-向井潤吉と宮本三郎-」
4月3日(火)~7月29日(日)