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工事は、着々と進んでおります。 今日は、その一部をご紹介いたします。
隣にある写真は、美術館の外壁の一部です。縦に白く見える部分は、長年できた亀裂を補修したところです。
※写真下部の「詳細」をクリックして拡大画像をご覧ください。
(「続きを読む」がある場合はクリック)
次に出てきた写真と最初の写真の違いがお分かりになりますか?その下の写真を見れば、分かりますよね。
この壁は、砂利が入ったセメントでできているため、補修したところが白く目立ってしまっています。そこで、工事の作業員の方が、一つずつ小石の絵を描いて壁になじませてくれているところです。まだ作成中ですが・・・。
みなさんもご存じのようにトリックアートとは、視覚的な錯覚を利用した「だまし絵」のことを言います。
シュルレアリスムでは、「トロンプ・ルイユ(目を騙す)」という名前で広くその手法が紹介されましたが、もっと以前のマニエリスム時代やバロック時代より室内装飾として現実にはない彫刻を壁にリアルに描いてみたり、遠近法を駆使してとてつもなく高い天井を表現してきたりしました。
そのだまし絵がセタビにあるという話ではなく、セタビは、工事中でさえアートなんですね。建物の細部にアートが隠されています(笑)
再開した折には、ささやかですが、セタビ・トリックアートをお探しく
ださい!