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アーカイブ:2011年05月
宮本三郎記念美術館の展示室、
なにやらいつもと様子が違います。
陽気な音楽も流れています。
壁に並ぶのは、アフリカの理髪店の看板たち。
様々なヘアスタイルが描かれています。
どれもとても明るくて、はっきりとした色使い。
見ているだけで楽しい気持ちが湧き上がります。
世田谷美術館では、25年前の開館以来、区内の小中学生を大勢迎えてきました。
区立の小学校は64校ありますが、4年生になると、全員が「鑑賞教室」という授業の一環で、世田谷美術館を訪れています。
今年は世田谷美術館が7月から工事休館になることから、5月10日から6月末までの期間をフルに活用して全校を受け入れています。
世田谷美術館では400名を超える方が、鑑賞ボランティアとして登録されており、それぞれ都合のつく日に子供たちのために時間をつくり、数名単位のグループを引率して館内を巡ります。
あれこれと言葉をかわしながら、作品を観たり、建築を楽しんだり、美術館の庭に点在する彫刻を観て歩くなど、まるごと美術館を楽しんでいるのです。
5月某日。その朝も子供たちがやってきました。あいにくの雨。
2階展示室で開催している「イタリアの部屋でみる夢」を中心に鑑賞が始まりました。
グループに寄り添って、子供たちの会話を聴きとっていると・・・
先日このブログでお伝えしましたが、5月15日(日)に大蔵運動公園噴水前広場周辺で「第26回砧地区緑化まつり」が開催されました。これまでも美術館ボランティアの皆さんと一緒に、世田谷美術館PRコーナーとして参加させていただいてきましたが、今回は「100円ワークショップ」をPRしよう!ということになり、「100円ワークショップ 緑化カンバッチをつくろう!」を行いました。そのため、場所がいつものテントではなく、ステージの左奥、青少年地区委員会の皆さんが行っている「子どもコーナー」の向かい側を確保していただきました。この「緑化カンバッチ」とは、好きな色の台紙を選んでその上にいろいろな形や色の切り紙を貼っていき、自分だけのオリジナルカンバッチを作っちゃおうという企画でした。特に今回は「緑化まつり」にあわせて、いろいろな葉っぱやカエルなどの切り紙を用意しました。
現在、世田谷美術館で開催している「イタリアの部屋でみる夢」。
当館が所蔵するイタリアで生まれたアーティストの作品をご紹介しています。
「イタリアの部屋でみる夢」。
今、世田谷美術館で開催中の展覧会のタイトルです。
これはどうも映画や小説のタイトル、あるいはワインの名前にでもありそうです。
おかげさまで「白洲正子 神と仏、自然への祈り」も大好評のうちに終了いたしました。企画展開催時の毎週土曜日に行っている100円ワークショップも、これでしばらくお休みとなってしまいます。しかし、5月15日(日)に大蔵運動公園噴水前広場周辺で開催される「第26回砧地区緑化まつり」の会場で、100円ワークショップを行うことが決定しました!
新緑のまぶしい季節となりました。
清川泰次記念ギャラリーの庭には、
パンジーやノースポール、ガーデンシクラメンが色彩豊かに咲きほこっています。
そして今度はシャクヤクの花が、開花間近です。
私たちスタッフも毎朝出勤すると
庭に出て蕾の膨らみ具合を見ながら、
今か今かと花が開くのを心待ちにしています。