Ars cum natura ad salutem conspirat

アーカイブ:2010年12月


2011年こそ


新しい年の始まりは

何もかもが まっさらになるようで

一年という区切りがあってよかったな、と

私のような人間は思います。

積み重ねてしまったモヤモヤを

サササーッと洗い流して

新しい年を迎えることができるからです。


12月の砧公園


いよいよ寒さも本格的になってきました。

砧公園も、すっかり冬景色…かと思いきや、

遅れてやってきた秋の名残か、まだ紅葉を見ることができます。


すっかり葉が落ちてしまった木もありますが、

もみじの紅が冬の澄んだ空に映えてとても綺麗です。


そして今が季節のサザンカや、薔薇も咲いています。


意外にも色鮮やかな12月の砧公園、

コートとマフラーを着込んで、繰り出してみてはいかがでしょうか。


12月23日(木)には、彫刻家・佐藤忠良さんの展覧会がオープンします。

砧公園の自然を背景に、彫刻を鑑賞できる空間もありますので、ご期待ください。


第2回世田谷区芸術アワード“飛翔”授賞式


11月27日に第2回世田谷区芸術アワード“飛翔”の授賞式が行われました。

当HPの新着情報で既にお伝えしております通り、美術部門の受賞者は原田吾朗さんです。

その授賞式の後に、当館のレストラン、ル・ジャルダンにて懇親会が開かれました。大勢のお客様が集まるなか、5部門の受賞者がそれぞれ自分たちの活動、作品を紹介する姿は、目の奥からやる気が満ち溢れているような。また、それぞれの手段は違うのですが、やはり厳しい審査を経て選ばれた人たちは、時代と向き合って自分の表現を見つけようとしているのだと、想い至るひとときとなりました。

各部門の受賞者の来年度の発表をご期待ください。

原田さんの受賞記念発表展の詳細が決まりましたらご紹介します。


セタビ Podcasting Vol.23


「橋本平八と北園克衛展」


ゲスト:毛利伊知郎先生(三重県立美術館学芸員)

ナビゲータ:嶋田紗千(当館学芸員)


「橋本平八と北園克衛展」は、三重県立美術館と世田谷美術館とで共同企画した展覧会です。毛利さんは、橋本平八パートを担当されました。



PLAY(赤い三角印)をクリックして再生してください。


ご利用方法について


佐藤忠良デザイン猫のブローチ


 世田谷美術館ミュージアムショップのオリジナル商品の中で、長年人気を得ている「佐藤忠良猫ブローチ」。 足を揃えてピンと伸ばし、背中を丸めている姿はなんだか驚いているように見えます。でももう一度よく見るとお昼寝から起きて伸びをしているようにも見えます。

顔だけ見ても、おすまし顔の女の子にも見えるし、好奇心旺盛な男の子にも見えます。きっと、この猫を見る人によって、もしかしたら見る人の気分によっても、この猫の表情がどんなふうに見えるのか違うのかもしれません。

 ボリュームもあり存在感いっぱいのブローチですので、服にはもちろん、バックにつけてみたり、ストールを止めてみたりと重宝すること間違いなしです。

 いよいよ12月23日より「ある造形家の足跡 佐藤忠良」展が始まります。展覧会をご覧いただいた後は、ぜひミュージアムショップにお立ち寄りください。


白洲正子展のチラシができました!


 11月21日で、滋賀県立近代美術館で開催されていた「生誕100年記念 白洲正子

神と仏、自然への祈り」が盛況のうちに終了しました。次回会場は、来年1月29日(土)から愛媛県美術館で始まります。そして、最後が、この世田谷美術館での開催です。


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