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新しい絵ハガキが登場します‐清川泰次記念ギャラリー


この秋、清川泰次記念ギャラリーに新しく2枚の絵ハガキ「海の見える街-56」と「Lavender Poem-59」が登場します。どちらの作品も画家・清川泰次の代表作と言われるもので、優しい色使いが非常に印象的な作品です。今回完成した絵ハガキも、原画の作品と同様に、淡く優しい色合いが再現されています。

この2つの作品は、清川泰次が初めての渡米から帰国し、その後世界中を旅行したのちに制作された作品です。ヨーロッパ各国、エジプト、ギリシャ、インド、ビルマ、タイといった様々な国を訪れ、多くのものを吸収したこの時代の清川作品は、以前に比べて静寂さが増し、見るものにより一層自由な視点を与えてくれます。


現在、清川泰次記念ギャラリーで開催されている、第Ⅱ期展「自由への探求<もの>にとらわれない世界へ」では、この時代の作品を多く展示しています。様々な国を訪れ、独自の視点と作風を模索していく過程が、清川泰次の作品と言葉を通して伝わってくる展覧会となっています。今回新しく完成した絵ハガキ「Lavender Poem-59」も出品されています。原画を見ることが出来る貴重な機会ですので、ぜひ足をお運びいただけたらと思います。第Ⅱ期展「自由への探求<もの>にとらわれない世界へ」は11月28日(日)まで開催しています。


また第Ⅲ期展「清川泰次 色と形のシンフォニー」では、絵画だけではなく、テキスタイルなどの生活デザインも手掛けた、清川泰次の幅広い作品がご覧になれます。作品展示だけではなく、泰次がデザインした食器やハンカチ、キーホルダーなどの販売も行う予定です。こちらは12月4日からの公開となります。新しい絵ハガキとともに、皆さまのお越しをお待ちしております。


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