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「セラフィーヌの庭」という映画が岩波ホールで公開されています。
セラフィーヌ・ルイという実在した女性画家の話を映画化したものです。家政婦の仕事などで生計を立てながら、絵を描いていたセラフィーヌ・ルイを、アンリ・ルソーの芸術的価値を見出したことで知られる、画商・評論家であるヴィルヘルム・ウーデが、彼女の才能を見出します。詳しい内容は是非映画で・・・
このセラフィーヌ・ルイの貴重な作品が、現在、9月5日まで開催中の当館の2階のミュージアム コレクションで展示中です。1点だけの小さな作品ではありますが、映画でセラフィーヌの人物像をイメージされた方々の期待を裏切らない、セラフィーヌを直に感じていただける作品です。
この展示では、その他、アンリ・ルソーの作品3点を含め、アンドレ・ボーシャン、カミ―ユ・ボンボワといった、ウーデが見出した作家たちの作品を合計10点紹介しています。さらに、1階で開催中の企画展「ザ・コレクション・ヴィンタ―トゥール」でも2点アンリ・ルソーの作品が出品されているので、9月5日までは、2階の作品を併せるとなんと5点のルソー作品がご覧いただけます!ルソーファンには、必見です。お見逃しなく。