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アーカイブ:2010年03月
どこかにお出かけをされる時、
女性の方は、なにかと持ち物が多いことと思います。
モノの出し入れの回数も多いですから
ハンドバッグの中は、いつもすっきり整理されていたいものです。
そこで、お役に立つのが
宮本三郎記念美術館で販売している「オリジナル チケットファイル」です。
川上澄生展が始まりました。
展覧会にご協力いただいた方など、関係者の方をお招きしたレセプションが開かれ、大勢の方がお越しくださいました。そのなかで、ひときわ目立つお着物姿の女性がいらっしゃいました。この女性がお召の着物の帯には、なんと川上澄生による直筆の南蛮船と羅針盤が描かれていました。
来たる3月12日 金曜日の夜、
宮本三郎記念美術館ではライブイベントが行われます。
その名も「音広場・冬 Choroな夜」。
「Choro 」は「チョロ」ではなくて「ショーロ」と読みます。
この音楽を、皆さんはご存知でしょうか?
立春も過ぎたというのに寒い日が続きました。冬の寒さは、桜に開花の準備を知らせると聞いたことがあります。成城の清川泰次記念ギャラリーの前にも桜並木があり、ちゃくちゃくと、春の準備を始めているのかもしれません。
清川泰次記念ギャラリーには、清川作品を展示するアトリエと一般の方々にご利用頂ける区民ギャラリーがあります。このギャラリーでは週ごとに絵画をはじめ色々なジャンルの作品に逢うことが出来ます。なにか新しいヒントを与えてくれる、そんな作品に出会えるのではないでしょうか。
少々縁あって、ルソーの《ビエーヴル谷の春》(メトロポリタン美術館蔵)という作品が気になっています。木々の芽吹きの頃ののどかな風景ですが、「谷」というには、流れが妙に平面的で、その地面は緑と白のストライプにしか見えないという不思議な作品です。
そもそもビエーヴル谷というのはどこにあるのでしょうか。実はビエーヴル川という流れは、その昔パリの南部を南から北へ流れ、セーヌ川に注いでいた小川だったのでした。19世紀の都市大改造の中で暗渠(あんきょ)となり、いまではほとんどその存在は忘れられていますが、現在のケレルマン公園のあたりから当時あったパリの城壁をくぐって市内に入り、ムフタール通りに添って北上、植物園の南でセーヌに注いでいたといいます。
まだまだ寒い日が続きますが、少しずつ春の日差しの暖かみも感じられるようになってきました。皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今回は、世田谷美術館オリジナルの一押しの商品をご紹介したいと思います。
世田谷美術館には多くの北大路魯山人作品が収蔵されていますが、残念ながら展示されていない期間もあります。しかしミュージアムショップでは、いつでも魯山人の作品のエッセンスに触れて頂くことができます。
向井潤吉アトリエ館は、耐震補強工事のため休館しておりますが、
4月27日(火)の再開に向けてただいま準備中です。
耐震工事は、床にコンクリートを流したり、壁を剥がして補強のための筋交いを入れたり、という大仕事です。先日、現場を見学に行ってみたところ、床板がすべて剥がされて、底面のコンクリーがのぞくところを、一枚一枚番号を振って剥がされた床板をパズルのように組み合わせていたところでした。手間のかかる仕事を職人さんたちが毎日進めてくださっています。
工事が完了すれば、ほんのわずか内装も新しくなります。アトリエ館スタッフも期待に胸を膨らませつつ、新たな気持ちで皆さまのご来館を心よりお待ちしております。
ただいま本館2階アートライブラリーの前の小さなスペースで、新収蔵した向井潤吉作品の小品を展示しています。こちらは無料でご覧いただけますので、どうぞお立ち寄りください。