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アーカイブ:2010年01月
頬を切るような冷たい北風の日が続いています。
休日ともなれば、布団から出難く、「あと5分…」などと思いつつ、つい朝寝坊…。
このような経験、皆さんにもありませんか?
寒さを吹き飛ばして、ぜひ美術館に足をお運びください!とおススメしたいところですが、
なかなかアクティブになれないときもありますよね。もちろん、私もそうです。
携帯電話は遥か未来の話、固定電話もまだあまり普及していなかった1920年代。遠く離れた家族に連絡をするには電報か手紙しかありません。そして大切な人からの手紙は、どんな些細な内容であろうと大事に取っておくものです。
三重県出身の異色の芸術家兄弟、彫刻家の橋本平八と詩人の北園克衛(本名・橋本健吉)は、大正時代の一時期、世田谷の太子堂で一緒に生活をしていました。しかし、大正14年の秋、兄の平八は体調を崩し、また結婚の話も進んでいたので実家に帰り、弟の北園は太子堂で一人暮らしを始めます。以降、平八が若くして亡くなってしまう昭和10年までに、北園が平八に送った手紙が100通以上残っていて、先日、目を通す機会を得ることができました。万年筆や筆と道具を変え、ちょっとデザインされた字体や殴り書きと、その時々の感情がダイレクトに伝わってくるようです。
世田谷美術館の分館で、奥沢にある宮本三郎記念美術館では、「音広場」というコンサートを年に数回開催しています。1月11日の成人の日の夜、閉館後の展示室内で2010年の最初の「音広場」が開催されました。
新年おめでとうございます。
清川泰次記念ギャラリーでは、3月22日(月・祝)まで「うららかに 清川泰次が写した昭和の女性たち」と
題する写真展を開催しています。
ポスターにもなっているパラソルをさししゃがむキモノ姿の女性、洋服姿で台所に立つ女性....
当時の女性たちの日常を垣間見ることが出来る写真展です。
その中には、煙草をくわえ火をつけている女性やバーでグラスを傾ける女性など、
昭和初期の活き活きとした女性たちの姿が写しだされています。
また、同時代に刊行された雑誌「主婦之友」も展示しています。
女性の関心事は当時も今も変わらず「美」であったり、戦時下での
婚活事情など、興味深い記事をご覧いただけるかと思います。
写真と合わせて当時の世相 を感じていただければ幸いです。
皆さまのご来館を心よりお待ちしております。
「内井昭蔵の思想と建築-自然の秩序を建築に-について」
ゲスト:内井乃生(内井昭蔵夫人、文化女子大学名誉教授)
ナビゲータ:橋本善八(本展担当学芸員)
特別展「内井昭蔵の思想と建築-自然の秩序を建築に-」で、ご協力いただきました内井乃生先生にお話を伺いました。
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新年おめでとうございます。お正月といえば、年賀状。世田谷では館よりお出しする新年のごあいさつにその年の企画展からこれぞという作品を選び、ご紹介していますが、2010年は、世田谷として一押しの画家、アンリ・ルソーによる《赤ん坊のお祝い!》が登場しました。
これは、8月から10月に開催予定の「ザ・コレクション・ヴィンタートゥール」展に出品される作品です。これまでまとめて館外貸し出しは一切なかったという知る人ぞ知るスイスの美術館のコレクションで構成する企画ですが、ゴッホ、モネ、ルノワール、ピカソ、カンディンスキーといった有名どころに混じって、この赤ん坊も初来日となります。ルソーの作品としても非常に良く知られており、印象に残っておられる方も多いのではないでしょうか。