Ars cum natura ad salutem conspirat

鑑賞教室始まりました!!


区内の小学校4年生が美術館にやってくる鑑賞教室の季節がめぐってきました。

昨日来館した子どもたちは、収蔵品展に展示されているアンドレ・ボーシャンの作品《聖アントワーヌの誘惑》について、インターンの学生さんによる出張授業を前日学校で受けていました。授業では、作品のコピーを見せて、聖アントワーヌを誘惑する怪物たちを、子どもたち自身に考えてもらいました。

そして、実際に美術館で作品を目の当たりにした彼らのの反応は・・・。印刷物とは全く異なる色の輝きの美しさに驚きを隠せず「きれい!」を連発する子。友達と絵の世界に入って物語を作り始める子など、絵の前からなかなか離れません。

1階で開催中の「建築がみる夢―石山修武と12の物語」展も、子どもたちに大人気でした。展示室の天井からぶら下がった不思議な形の家や、模型などを興味深げに見ていました。


子ども達の生き生きとしたストレートな反応は、美術館に活気を与えてくれます。


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