Ars cum natura ad salutem conspirat

アーカイブ:2008年03月


砧公園さくら開花情報


いよいよお花見シーズンの到来です。

都内屈指の桜の名所、ここ砧公園でも桜の花が開き始めています。

ぽかぽか陽気で、朝はまだ蕾の状態だったのが、午後にはずいぶんほころび、砧公園全体が、一段と華やいだ感じになりました。遠くから眺めると、蕾の濃いピンクから淡い桜色のグラデーションになっていて、満開とはまた違う風情が楽しめます。これからどんどん明るいトーンへと移行していくでしょう。

満開の桜もよいですが人混みのすごさを考えると、はしりや、名残の花見というのも一興かもしれません。天候次第ではありますが、当館では桜の花びらがはらはらと舞い散る(?)4月5日、6日の2日間、さくら祭というイベントを開催します。「イリヤ・カバコフ『世界図鑑』絵本と原画」展の最終日とも重なるので、まだご覧になっていない方にはお出かけいただくちょうど良い機会です。


国際シンポジウムが開かれます


パーソナルストラクチャーズが、世田谷美術館で国際シンポジウムを開催します。

テーマは「存在」。いま活躍中のアーティストや美術史家の方々が多数あつまり、熱い討論を繰り広げるそうです。

 主な参加者はジョセフ・コスース、ピーター・ローダーマイヤー、遠藤利克、サンナ・マランダー、岡部昌生、小河朋司、太田三郎、ルネ・リートマイヤー、桜井由子、Heartbeat drawing-Sasaki、川俣正。

 2008年4月2日11:00-17:00、4月3日11:00-15:00に、世田谷美術館の講堂で行います。入場料は無料です。連絡先はinfo@globalartaffairs.org


写世術、はじまりました


3月18日(火)より、「写世術/photo projects vol.1 萱原里砂」の当館での展示が始まりました。萱原さんの全シリーズを構成した30点の作品が並び、見応えのある展示になりましたので、是非ご覧頂きたいと思います。会期は23日(日)までです。三軒茶屋の生活工房では、萱原さんの最新作の展示に加えて、本日よりワークショップの報告展示が始まりました。記録映像とパネルで、15日(土)のWSの様子がご覧いただけます。こちらは3月31日(月)まで。


世田谷美術館へのアクセスその2(無料駐車場)


前回好評だった(かもしれない)公共交通機関を使ったアクセスに続いて、今度は車でのアクセスです。環八のすぐ脇にあるセタビは、車で来るには便利な場所にあります。けれども東名高速の高架下にある無料駐車場が、やや離れた場所にあるために、ちょっと苦労された話も聞きます。


という訳で、今回は写真付きで、なるべく分かりやすく道順を記します。


セタビ Podcasting Vol.10


「カバコフの世界観」


ゲスト:水沢勉(神奈川県立近代美術館企画課長)

ナビゲータ:石崎尚(当館学芸員)


イリヤ・カバコフ『世界図鑑』展の企画者・水沢勉さんに、展覧会準備中のエピソードやカバコフ氏の作品についてお話を伺いました。


写真:黒川未来夫

提供:横浜トリエンナーレ2008



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横尾忠則氏自ら手がけた「冒険王・横尾忠則」のポスター


いよいよ横尾忠則氏のホームグラウンド、世田谷で開催する大規模な個展「冒険王・横尾忠則」の開催まで約1ヶ月となりました。(会期:4月19日~6月15日)

今回の展覧会用に作られたB1サイズのポスターは、なんと作家横尾忠則氏自らがデザインしてくださいました。

横尾氏が長年インスパイアされてきたジュール・ヴェルヌの世界や、江戸川乱歩の少年探偵団が登場する近年の代表作≪ジュール・ヴェルヌの海≫(2006年制作)に、豪華な装飾を施した迫力満点のポスター。まさにワクワク・ドキドキの横尾ワールドが広がる冒険物語へ私たちを誘う扉のようです。


セタビ Podcasting Vol.9


「プロムナード・コンサートの20年」


ゲスト:丹羽正明(音楽評論家)

ナビゲータ:石崎尚(当館学芸員)


プロムナード・コンサートの企画協力者である、丹羽正明さんに、コンサートを始めた当初の事や、クラシック音楽ブームなどについてお話を伺いました。



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