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去る6月24日(日)、分館の宮本三郎記念美術館では、「親と子の美術教室」を開催いたしました。小学生1年生から6年生、盲学校の生徒さんや40代の男性(お子さんが来れなくて、本当に残念でしたね)、お子さんを2人連れて参加のお母さんなど、たくさんの方が参加してくださいました。
テーマは「顔」。彫刻家の三宅一樹さんを講師に迎え、ブロンズ粘土をつかって親子でお互いの顔をつくりました。
三宅さんは、“プロフィール”(=横顔の意。顔は横から見ると凹凸がよくわかり情報量が多いことから、転じて物事の側面をあらわす。)の話や、頭の骨格の図解など、多彩な角度から「顔」にまつわる興味深い話をしてくださいました。
さらに、エジプト彫刻のレプリカを一同興味津々で触ってみたり、お互いの顔や頭の形を、手のひらの触感で確かめ合ったり…。立体表現には視覚だけでなく、触覚や他の五感も総動員することが必要なんだということを確認していきました。
4時間の長丁場でしたが、みなさん本当に熱心に取り組んでくださいました!できあがった作品は、ぜひお家で並べて飾ってあげてくださいね。
さて、次なる宮本館の親子企画、夏休み期間には、「親と子の鑑賞教室」を開催いたします。
美術館の鑑賞リーダーと一緒に親子で美術鑑賞のあとは、ワークショップ「絵画工房」で絵を描きましょう!「親子で美術館に行くことには敷居を感じるなぁ」という方も、ぜひぜひお越し下さい。
「親と子の鑑賞教室」
8月11日(土)、18日(土)、22日(水)14時から
宮本三郎記念美術館にて当日先着10組
参加費:入館料のみ